二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜 建て直し完了!! ( No.52 )
日時: 2010/01/24 10:50
名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: OhjxYZN.)
参照: 桂が大っ好きなのに小説に出せない(泣) 別PCより

第27訓 〜見た目で人を判断するのはやめよう〜

「……2年も席を開けてしまったなァ……」

独り言を、少女少年は呟く。




真選組屯所

「総長?」

「おう。総長。」

重原は川島に聞き返した。

「総長って?そんな役職、真選組にありましたっけ?」

「まァ、あったんだよ。その総長が、帰ってくるわけ。」

「……あの、すいません、全ッ然話の筋が分かンないんですけど」

「短く言うとだな、真選組には元々副長は2人いて、
俺が入隊してしばらくした時に副長と総長に役職が別れたンだよ。
で、その総長は今から2年前にトンでもない重傷を負ってな、違う星で治療してた。
で、その総長がリハビリとか終わったから、江戸に帰って来るってわけ。」

「長々と説明ありがとう。 で、その総長ってどんな人?」

「あー少女成人。」

「は?」

「そ。少女のようで実は立派な成人ですって感じ。」

「ねぇ、もっと分かりやすくいえるように日本語を勉強しなおして」

「まぁ論より証拠だよ「いや何にも論じてないから」見れば分かるさ」




集会



「えーまぁみんな噂で聞いていると思うが、真選組総長が山南栄助が帰ってきた。
一言言ってもらうから、よぉく聞いておくよーに」

近藤が言い終わると、土方はふすまを開けた。

ふすまの先にいた男は、少し俯きながらスタスタと前へ歩み出る。

真ン前までくると、顔を上げた。



「えっと……俺が山南栄助だ。まァ久方ぶりの奴もいれば初対面の奴もいると思うが、これだけは言っておく。

俺は男でなおかつ立派な成人だから。間違えたら切腹な。」



重原の目の前にいたのは、
             何時ぞやの 
                    少女少年だった。



「へ?アレ??……」

重原はトンでもない事実を知ったのであった。