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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜 建て直し完了!! ( No.52 )
- 日時: 2010/01/24 10:50
- 名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: OhjxYZN.)
- 参照: 桂が大っ好きなのに小説に出せない(泣) 別PCより
第27訓 〜見た目で人を判断するのはやめよう〜
「……2年も席を開けてしまったなァ……」
独り言を、少女少年は呟く。
*
真選組屯所
「総長?」
「おう。総長。」
重原は川島に聞き返した。
「総長って?そんな役職、真選組にありましたっけ?」
「まァ、あったんだよ。その総長が、帰ってくるわけ。」
「……あの、すいません、全ッ然話の筋が分かンないんですけど」
「短く言うとだな、真選組には元々副長は2人いて、
俺が入隊してしばらくした時に副長と総長に役職が別れたンだよ。
で、その総長は今から2年前にトンでもない重傷を負ってな、違う星で治療してた。
で、その総長がリハビリとか終わったから、江戸に帰って来るってわけ。」
「長々と説明ありがとう。 で、その総長ってどんな人?」
「あー少女成人。」
「は?」
「そ。少女のようで実は立派な成人ですって感じ。」
「ねぇ、もっと分かりやすくいえるように日本語を勉強しなおして」
「まぁ論より証拠だよ「いや何にも論じてないから」見れば分かるさ」
*
集会
「えーまぁみんな噂で聞いていると思うが、真選組総長が山南栄助が帰ってきた。
一言言ってもらうから、よぉく聞いておくよーに」
近藤が言い終わると、土方はふすまを開けた。
ふすまの先にいた男は、少し俯きながらスタスタと前へ歩み出る。
真ン前までくると、顔を上げた。
「えっと……俺が山南栄助だ。まァ久方ぶりの奴もいれば初対面の奴もいると思うが、これだけは言っておく。
俺は男でなおかつ立派な成人だから。間違えたら切腹な。」
重原の目の前にいたのは、
何時ぞやの
少女少年だった。
「へ?アレ??……」
重原はトンでもない事実を知ったのであった。
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