二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜 建て直し完了!! ( No.63 )
- 日時: 2010/01/28 16:27
- 名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: OhjxYZN.)
- 参照: 桂が好きなのに桂をなかなか小説に出せない(泣)
言い忘れてたけど山南の愛称は「サンナンさん」って言うんですよb言い忘れてごめんなさい↓↓
第30訓 〜新しい場は慣れにくい〜
「突然ボケやれっていわれても、できませんから」
重原は少し困った顔をしている。
「できるって。大丈夫だって。お前を陰ながら信じてる」
「何!?その遠いポジションからの助言!」
「まー、がんばってくれ重原君」
そう言ったのは山南。
「言っときますけどサンナンさんさっきから一回も突っ込んでませんから!!」
「この場だけだよ、俺がボケれるの。あと2時間ぐらい」
「え!?タイムリミットなんてあるんですか!!」
「まー、そーだな。」
と、川島。
「あ、そーだ重原君「君って呼ばないでください」後で道場に来てくれ。用があるから。」
「え?あ、はい」
「それじゃあ、俺は近藤さんに呼ばれてるから。口論はここでお開きだ。」
「サンナンさん、アンタ理由つけてこの話終わらせたかっただけでしょ」
その声は聞き流し、山南は今度のいる部屋へ歩いていった。
「なんか、ハチャメチャな人ですね」
「あ?あー、そーだな。なぁ重原」
「ん?なんですか」
そう言って川島のほうを見、重原の目は大きく開いた。
「さ、酒!!もーやっべぇぇぇぇぇぇ!!!酒ぇぇぇ!!酒を持ってこぉいぃぃぃぃ!!」
川島の目も、大きく開いていた。
「こンの依存症がァァァァッッ!!」
重原のツッコミ人生最初で最後の怒声が響いた。
*
道場
「なんか……ぼろぼろだな、重原君」
「イヤ君付けしないでください まぁ、川島が暴れだしたんで」
道場には山南と重原のほか、誰もいない。
「そうか。アイツ依存症まだ治ってないのか」
「もう治ンないんじゃないですか?」
「違ぇねぇな。まぁ用があるのはそんな話じゃねぇんだ。」
「___ッッ!!」
刹那。どこに隠していたのか……何か「棒」が飛んできた。
重原はすぐに自分の棒でそれを受け止める。
「っ刀!?」
その「棒」は刀であった。
といっても、刃はない。鞘にしまわれたままの刀だ。
と言ってもその鞘はとても大きく、沖田や土方が持っている刀よりは二回りも大きい。
「どーだ?俺の愛刀なんだ。俺の体格に見合ってねぇだろ。」
鞘のもち手には細く小さい手。
重原はその手をしっかりと見つめ、顔を上げる
「サンナンさんっ!?えッ!!?ちょっ!! ぐぅ!!」
山南は鞘を重原の腹に押し当てる。
「実力試験だ!1時間絶対に倒れンな!!いいな!?あ、コレ失格したら出て行ってもらうから!」
「はぇっっ!!出て行く!?」
「出て行って生きたくなかったらホラ!!1時間!!」
こうして、突然実力試験の幕があけた