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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂 〜楽しみは多い方が良い〜 建て直し完了!! ( No.68 )
- 日時: 2010/02/02 19:23
- 名前: 藤崎パン ◆i9wQCXHO3o (ID: OhjxYZN.)
- 参照: 桂が好きなのに桂をなかなか小説に出せない(泣)
。第32訓。 〜突然キレられてもスグ対応〜
ガキィィンッッ
(はっ!いかんいかん!!)
その音で山南は我に返った。
もうかれこれ2時間は試験をしているのではないだろうか。
とっくに合格だというのに重原は我を忘れもはや凶器と化した棒を振り回している。
「っりゃぁぁっ!!うぉあああああっっ!!ダァァァッ!!#★●Ω+△*%$¥っっ!!」
もう重原は何を言っているか分からない。
(女の子の押しちゃいけないスイッチとかおしちゃったかねェ?つーかもうコレ女じゃねェだろコレは)
そう考えていた瞬間、
「オゥアァアアァァアアアッッッ!!」
重原は山南の細い身体を引き裂かんとする勢いで棒を叩きつけようとしてきた。
(あぁぁぁ!やべェェェ!!俺が悪ィのは分かってンだけど助けてェェェエエェェ!!)
ゴゴンッッ
「「ー!!ッッ」」
山南と重原は頭に強い痛みを感じ、2人は同時に倒れこんだ。
「ッッウガァァァッでぁぁぁぁッッ!!いだぁぁぁぁっっ!!」
だんだんと言葉が人間じみてきた重原は、床を転がり続けるのをやめ、周りを見渡した。
「———……、アレ?川島??」
「なんだァ?酔っ払ってなかったら川島じゃねェってか?」
「…… イヤ、 そんなこと 考えて なかった から。」
「あきらかに考えてただろーが!なんだァ?その間は!」
すかさずツッコミをいれる山南。
「俺ァ、重原のパトロールのお時間を伝えに来ただけさ。ホラッさっさといって来い」
川島は重原の肩を押す。
「あの、じゃあ試験は」
「あンなん合格に決まってるだろー?あー疲れた」
その言葉に重原は極上の笑みを浮かべた。
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