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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ+my wish+[レイシン地方] ( No.13 )
- 日時: 2009/12/23 17:08
- 名前: 月音 ◆K7F//gj7Ps (ID: ixDFu4/i)
#01 家族
「———で? 如何したのよ。ユウト」
《いやー、じっちゃんがな。えっと・・・何だっけ?》
《“レイシン地方”だ。これで5回目だぞ》
《そーだっけ?》
ユウナが、パソコン越しに話しているのは、故郷に住んでいる、幼馴染のユウトと、その祖父のナナカマド博士だ
「・・・レイシン、地方?」
《あぁ、何かおーそーじ(大掃除)してたら見つけたらしい、そのチケット》
「何枚?」
《えっと・・・。俺の分とユウナの分でにま「嘘つかないで」
ユウナは、画面越しでニヤニヤしてるユウトをとがめた
《へいへい・・・。ん〜・・・6枚・・・だ》
「・・・。ぴったりね」
《ゆーうーなー・・・。2人だけで・・・》
「嫌だ。行くのは、私とレッドとクウちゃんとシルバーとゴールドとマイちゃんだよ」
《・・・俺は?》
「だって6枚でしょ?」
フフン、と勝ち誇った笑みを向けるユウナに対し、ユウトは項垂れていた
《ん?一枚余ってるぞ》
《マジ!? だとよ、ユウナ♪》
「・・・・・・チッ」
凄く嬉しそうな笑みを浮かべるユウトを見て、軽くしたうちしたユウナだった
「んじゃ、手早く送ってきてね」
《へいへーい。今すぐ・・・だろ?》
「そーいうこと。じゃ」
《あっ、おっお・・・》
パタン、とパソコンを閉じた後、伸びをして
外へ出た
「あー、やっぱり私はアウトドアが気持ち良いや」
『アウトドア。って?』
「外にいること」
肩に乗って、首をかしげているルナに意味を言うユウナの顔は、涼しげだった
「みーつけた、“姉さん”」
続く
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