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ヤンデレマイに死ぬほど愛されて夜も眠れないコウの物語

カシャン、と何かを外す音がした
ここはウツギ宅の地下倉庫

「へへ、鎖を外してくれるなんて……どうしたんだ？」

余裕を見せるコウに鎖を外した人物は

「だって、わたしからは逃げられないでしょ？　コウちゃん？」
「……さあな」

コウはベッドに横たわりその上にマイは乗っていた

「かーわいいコウちゃん♪わたしのコウちゃん♪」
「……やめ、ろ」

マイは奇妙な歌を歌いながらそっと男の子にしては細い首に手をかけた

「〜♪……もしここでコウちゃんが死んだら、コウちゃんはずっとわたしのモノ？」
「ちがう、な……!」

ギュッと首を強く握るマイの小さな手は
今は殺人するためのモノ

「いい加減に、しっろ……!!」
「やだ。コウちゃんはわたしに命令しないで」
「っく……!!」



「……あーあ、し.ん.じゃった」




「うわーーーー！！　って夢か……」

また夢落ち／(^o^)＼