二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: リボ×オリキャラ オリキャラ募集中 ( No.20 )
- 日時: 2009/12/25 15:57
- 名前: †アプリコット† (ID: 66DLVFTN)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14755
番外?ってか過去ww
クリスマス近くだからクリスマスに会った設定でww
番外編【過去 〜骸との出会い〜】
「ハァ・・ハァ・・。」
ここはイタリアの街道。
行く先も無く、ただがむしゃらに走って辿り着いた場所___。
「お母さん、今日はクリスマスなんでしょ?しかもホワイトクリスマス!!」
雪が降って来る頭上を見る。
確かにホワイトクリスマス。
「そうよ。プレゼントもちゃんと用意してあるわ^^」
「やったぁ!!」
フン、親と仲がいい子供か。さぞかし幸せな事だろう。
「皮肉な物ね。こんなのいやだからこっちの道通ったというのに。疲れて休んだ家がこんな家族だったなんて。」
壁によっかかりうずくまる。
まったく。どこの家もそうなのだろうか?
「見ィつけた。バカね。こんな雪の日なんだから足跡残るに決まってるじゃない。さっさと帰るわよ。いろいろ、あるでしょ??」
「黙れ、この腐れババァ。」
嘲笑を嘲笑で返す。
「まぁ、最近口が達者なようね。」
手を振り上げるのを横目にあの力を発動させる。
「フッ、使い方を知ったようね。」
「煩い。黙っとけ短絡思考。」
「でも、貴方はまだその力をコントロールできないみたいね。飛び道具には適わないでしょう?」
そう言ってポケットから取り出したのは銃。
「っ!?」
「ウフフ。ここで死ぬのと家に帰るのとどっちがいいのかしら?」
「ここで死ぬ方がいいんじゃないの?殺し屋。」
「ヤダ。私はあの人とは違うのよ?マフィアなんかと一緒にしないで。」
「なにをほざいてるんだか。アンタより父の方が何億倍もマシ。」
「フフフ、言うわね。フフフ、アハハハハ!!」
高笑いをすると再び銃口をこちらに向ける。
「死になさい。」
「貴方が。」
ブシュッ
白い雪の上に赤い液体が零れる。
「死んだか?」
「クフフ、殺してはいませんよ。急所は多分はずしましたから。それより大丈夫ですか?顔色が悪いようですが?」
何?この男。
「僕は六道 骸です。僕は君の5つ程上です。・・立てますか?」
手を差し出す骸。
ビクッ
「触らないで!!」
「おや?僕が怖いのですか?」
「(フルフル)。」
頭を横に振って否定を表す。
「その割には震えているようですが?」
「気の・・せい。」
「あの、本当に大丈夫ですか?・・・・あ。
もしかして人との接触を怖がっているのですか?」
「・・・・。」
「可哀想ですね。こんなに怯えて。」
「寒いだけ。」
「そうですか。なら温めてあげます。」
首に腕が回され骸の体温が伝わる。
「温かい・・?」
「何言ってるんです?温かくて当然でしょう。」
「そう・・なんだ。こういうの、初めてだったから//」
頬に涙が伝う。
「え、ちょ・・ごめんな「ありがとう。」・・はい?」
「ありがとう。」
ぎこちなく笑う。
そんな彼女を愛おしく、大事に思い抱き締める。
「僕と、一緒に来て下さい。」
「?」
「大丈夫です。寂しい思いはさせませんから。」
「わかった。」
これが骸との出会い。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ひゃっほ〜、グッダグダだぁ〜〜!!