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前にルリィちゃんに会った場所は…

確かここだった。

この辺を探してれば会えるかも…


ミオ「ルリィちゃん!!!」

ルリ「…!?」

ミオ「部屋から出ちゃだめなんじゃないの??」

ルリ「…そうだけど」

ミオ「ちょっと聞いていい??」

ルリ「…うん。」

ミオ「根っから吉良さんを否定してるって…本当??」

ルリ「本当…だよ。あの人は私を裏切ったんだもの」

ミオ「裏切った…!?何で!?」

ルリ「…そんな事話したってどうしようもないでしょ。」

ミオ「……」

ルリ「それより…その話なんで知ってるの??」

ミオ「ク…クララちゃんに聞いた…」

ルリ「ふーん…じゃあクララをブッ飛ばすしかないわね」

ミオ「…は??何でそうなんの??」

ルリ「口止めしてたはずなのに…言ったから」

ミオ「…ッ!!」


クララちゃんからは…誰にも言わないでって

言われてたのに…!!!

あたしが悪いんだ…。


ミオ「…ブッ飛ばすってどういうこと??」

ルリ「そのままの意味。なんならこれ以上広まらないようにあんたをブッ飛ばす でもいいけど」

ミオ「……」


初めてルリィちゃんを見たときは

大人しくてかわいい子だなって思った


だけど今は──…




ミオ「わかった。」

ルリ「…は??」

ミオ「ブッ飛ばしたいならブッ飛ばせば??」

ルリ「ふん…」

ミオ「でもクララちゃんには近づかないでよ??」

ルリ「わかってるわよ…」