二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【絆のカケラ】〜D.Gray‐man〜 ( No.12 )
日時: 2010/03/14 20:16
名前: 由宇 ◆sot.9I2jf6 (ID: cMvwpEUp)

#06


 「侵入者!! 侵入者!! 確保確保!!!」

 優奈は白衣を着た人のトコロへ連れて行かれた。大大勢の大人たちがこちらを凝視した。

 「何ィィィ!?」

 「ただでさえ、コムリンで忙しいのに!!」

 「ノアの手下かっ!?」


 優奈は両手を横に振り回し、否定した。


 「違います!!違います!!今日から入団することになった者です!!」


バリィン______


 窓ガラスが派手に割れた。

 派手に2人の少年が入ってきた。


 「その子が言ってるのは本当です」

 「今日からエクソシストになるんさ—」


 「アレン、ラビ!! じゃぁこの子が電話で言ってた優奈って子?」


 メガネをかけた白衣の人が言った。


 ラビが思いっきりうなずいた。



 「優奈、ちょっと待っててください」



 アレンが優奈に取り付いている長い手を切る。


 それもアレンの手で。



 アレがイノセンスのチカラだと優奈は思った。



 「さっそくの任務を室長の代わりにお前らに出す!! コムリン達を破壊しろ!!」


 「リーバーさんも大変ですね・・分かりました。やりましょう!!優奈、あれを破壊します」


 アレンがでかいロボットを指差した。

 3体あるが1体はすでに壊れていた。


 優奈はうなずいて、右手を出した。


 器用に、人差し指で刀を描いていく。それは大きな日本刀にも見えた。

 「イノセンス、発動____!!」


 そして、優奈の右手にはずっしりと重い日本刀が握られていた。