二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【絆のカケラ】〜D.Gray‐man〜 ( No.23 )
日時: 2010/03/07 14:35
名前: 由宇 ◆xFy/V8wehE (ID: XTBNCiTB)

#11


 「わ—はっはっ!!どうだ!!僕を怒らせるとこうなるんだよ!! 行けーコムリン!!」

 「ラジャー!!」


 コムリンが、アレンとカノンに向かって銃撃を開始した。

 ラビは、操られた優奈と戦っている。(逃げている)

 「アレン!!まず、コムリンを壊そう!」

 「そうです・・・ね!?」

 コムリンがジャンプして、地面が大きく揺れた。

 地震でいうと、震度2ぐらいだろう。

 「右手、も—らい☆」

 「ア・・ヤメテ!!ヤメテ!!」

 ぐしゃり、と音が鳴り、コムリンの右手が取れた。

 中からは、機械のチューブが見える。


 右手には、銃が握られていた。



 「ラッキー☆」

 カノンが不気味に笑った。
 
 
 ドドドドドド________


 コムリンに向けて、銃を乱射した。


 弾丸ではなく、ゴム弾だ。


 少し、骨折程度のゴム弾。


 「イタイ!!イタイ!!」


 コムリンが泣き喚いた。


 その刹那______


 「スキあり!!」


 ポ—ンとコムリンの頭が吹き飛んだ。


 「エ?ウギャァァァ!!」


 アレンが跳ね飛ばした。


 「うわぁぁぁ、コムリ————ン!!!!!」


 「自爆機能、発動ナリ・・・」


 コムリンがポツリとつぶやいた。
 直後。

 花火のような音が鳴り、火に包まれた。

 幸い、2人は無事だった。


 重傷者;コムイ。

 「・・・終わったんですよね?」
 「うん。たぶん。___リーバーさぁん!!終わったよぉぉ!!」

 2人は2階へと続く壊れた階段を使って、2階へ行く。

       ♪


 「ちょっ・・ちょっ・・・タイム、タイム!!!無理さ—!!」

 「・・・・、壊す」


 ラビは優奈と戦っている。(逃げている)

 優奈は、先ほどの刀ではなく、チェーンソーを持っていた。

 ※電動のこぎりみたいなのです。


 ウィィィンと音が鳴り響き、辺りを刻んでいく。

 「・・・、コムイ様の仇・・・」

 「オレの槌は絶対斬れるさ!!___リーバー、まだなのか!?」

 「後、もーちょい」


 ラビは、優奈の持っているチェーンソーで確実に「槌」が斬れる事が分かっていた。

 なぜなら、普通のより速度が速く、切れ味抜群だったため。

 「ラビィ——」

 2階の階段からアレンとカノンが見物していた。

 「女性を殴るのは失礼ですよ——!!!」

 「男だったら、戦え——!!」

 2人が大声で応援(?)をしている。

 「無理さ—————!!!」


 ラビは走りながら、返事をした。

 だが、行き止まりになってしまった。


 「・・・・・、終わり」


 「・・・、・・・ッ」



 バキッ________




 「やっぱり折れたさ!!」


 「後で直してあげるよ〜」


 ラビは、槌で降りかかるチェーンソーを防いだが、槌は簡単に折れた。

 「優奈、ごめんさ!!」

 「・・・」


 ラビは、優奈の腹に蹴りを入れて、遠くへ飛ばした。

 おかげで、行き止まりから逃げることができた。


 「ワクチン、できたよ!!」


 都合よく、科学班が小さな注射器を上に差し出した。