二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 復活!出動マフィアポリス!! コメ禁止! ( No.14 )
日時: 2010/01/06 16:39
名前: あかり ◆X37ogVHOjM (ID: W8wXq41i)
参照: 暇な方はシリアス・ダーク「忘れ物はなんですか?」とコメディ・ライト「†マジカルクエスト†」におこしください☆

標的009 秘密事


レモンを保護したのはいいがどうするか。

麗乃は悩んでいた。

そもそもヴァリアーを逮捕する為に来たはずだ。

なんで子供まで保護することになったのだろうか。

これではただの任務の邪魔以外の何物でもない。

「で、どうするの?ちゃんと考えてあるの?」

「んなこと言ってもなあ〜」

「考えてなくて保護したの!?」

「しょうーが無いだろ!?あのままにしておける
か!?」

「何の為に来たのか考えなさいよ!!」

「うっ・・そ、そりゃそうだけどよ・・」

「はあ・・雪。何かいい案ある?」

「このまま連れて帰ったら見つかるのは時間の問
題。」

「そうよね・・」

「考えてたってしょうがねえッ!とりあえず連れて帰ってレモンは俺の部屋で保護なッ!!」

「出来るの?」

「ま、見つかんのは時間の問題だけどその時にヴァリアーも逮捕しちまえばいいだろ?」

「・・そう」

「そうね。それで行きましょう。あんたが保護するって言いだしたんだから面倒ちゃんと見なさいよ?」

「りょーかいっ!」

「帰るべき。」

「か、帰るって・・僕もいっていいの・・?」

「・・そう。」

「えっと・・お兄ちゃん・・達?ありがとう・・!」

「・・・そう・・」

「あぁッ!」

「別にいいわ。」

***

帰る時には千歳がなんとか裏口からレモンを連れて自室に戻った。

「んじゃ、報告いってくるからここでおとなしく待ってろよ?」

「うんッ・・」

         バタンッ

「レモンは?」

「おとなしく待ってるぞ?」

「・・そう」

「あいつ雪の事男と思ってたなー!」

「・・・・・」

「あんたは女々しいでしょうが!」

「はあ?!ど、どこがだよ!!!」

「ゆるい優しさとか必要無いものばっか!」

「何だよ!!!悪いのかよ!!」

また言い争いを始めてしまった2人に雪が小さく

「声が大きい・・」

そうつぶやいた。

「全く・・」

***

「お!スクアーロせんぱーい!」

「お前らぁ!!任務ちゃんとやったのかぁ?」

「ぇぇ、ちゃんとやってきました。」

「んあ?お前ぇ・・何か肩凍ってねぇかぁ?」

「あ、あははッ!!き、気のせえっすよ!!!!;;」

「そうかぁ?」

「・・・。」


こうして報告が終わった3人にはヴァリアーにはばれてはいけない秘密事がもう一つ出来てしまった。

続(ちぃ更新)