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第84話　ポケモンのタマゴ！？

「そんなに驚かないでくれ、心臓発作を起こしてしまうではないか……」

オーキドおじさん……オーキド博士はキツい冗談を言う
マイは真に受け顔が真っ青になっている
ゴールドはクスクスと笑っている
オーキド博士は、よく正反対のような性格の者同士がいるなあ、と感心をした

「とまあ、話を戻すが。これはポケモンのタマゴであり、ゴールドくんに孵化させて欲しいんじゃが……」

とオーキドがお願いをするがゴールドは面倒臭そうな顔をした
オーキド博士は分かってましたよ、と言わんばかりに懐からクルミちゃんのサインを出した

「是非ぼくにやらせてください」
(……ゴールド、弱い)
「よし、では頼むぞ」

でもなんでオレに？と尋ねている間に犬っぽいポケモンを図鑑で調べたマイ
効率がよくなってきている。

「じゃあわしはラジオがあるからな」
「さいならっス」
「さよならー」

……………
……………………
…………………………

「　あ　」


(わたしも早くラジオ搭使わせてもらわなきゃ！！)
(あー、そういやそれが目的だったな……)
(忘れてないもん！)
(ウソつけ、可愛いなあ、もー)
(!?　ゴールド…?)