二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 雨ノ降ル夜 【REBORN!】 ( No.2 )
日時: 2010/01/24 11:44
名前: lime ◆JW.vUgQO6k (ID: oePzZKBu)

prologue 雨、降リ注グ
それは十年前の事
『山本、ごめんな。俺、もうここに居れねーや。』

冗談で「親父の事情」って言ったけど

本当はマフィアに行く為に離れるだけだった
『行くの?じゃー約束して?何時か必ずここに戻ってくれる?』


『当たり前だろ?俺等友達だろ?』
そうして指きりして離れた

「山風くん。」
ボンゴレ9代目。

「・・・何。」
「日本に戻って、後を楽しんでくれ。」
「否、俺はまだ・・・」

そうだ。

まだこっちに仕事がある
「9代目、山風殿が行くなら拙者も行きます!」
同じチェデフのバジル。

少々日本の伝統の覚え方を少し間違えている
「バジル君も行くなら雨風音君も行くね?」

もうあの時から十年たった。

今なら会いに行ける・・・
「分かりました」

今、この気持ちを届けるのは

許されるだろうか?

もし、


許されるなら


謝りたい


そして、十年の間の分をともに楽しみたい


fin.