二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: レジェンドディスク〔フォース回収物語〕 ( No.1 )
- 日時: 2010/02/05 07:49
- 名前: 雷 ◆wBO0qui5KE (ID: gWkqmuUW)
第一話 ワープホール
???
『見つけたぞ……ついに……これでフォースが手に入る……』
『だが、その力は向こうの世界に散らばっているのだぞ』
『…………まぁ、よい、向こうの世界を破壊すれば、いずれは見つかるだろう』
『フフフ、これで……』
東京
ここはとある商店街。
そこに、運命の鍵を握る少年がいた。
名はシオン。
彼に苗字はない。
シオンという名前は彼を拾った人物の名前を受け継いだだけである。
そして、今日も非行を繰り返す。
彼は店に火をつけ、商品を盗む。
そう生きていた。
しかし、ある出来事が彼を変えることとなる。
路地裏
「ふぅ、危なかったぜ……」
シオンは今日持ってきた品物を見た。
今回は本屋だったため、本がたくさんあった。
デルトラクエストにドラゴンクエストなどたくさんあった。
そのとき、
『シオン』
頭に何度も響く声が聞こえた。
「誰だ!」
『シオン……今すぐここに……』
その声で途切れた。
「ここにってどこなんだよ!」
そのとき、頭の中に衝動が走った。
気づくと、壁に向かって走っていた。
「お、おい、冗談じゃ……」
そのとき、壁がゆがんだかと思うと、空間がゆがんだようになった。
そこに、突入した。
目の前が真っ暗になる。
そのとき、あの声が聞こえてきた。
『シオン……あなたは選ばれし者……』
「なんだって!」
『あなたに……力を与えましょう』
「ん?」
すると、右腕にCDを入れるような機械が現れた。
左手の手のひらには紋章が。
「これは……」
『あなたのもつ力、ファイヤフォースとレジェンドソーサー』
シオンは疑問に思った。
『あなたの使命は奪われた力フォースをそのソーサーで収集する事』
「フォースってなんなんだ?」
『戦っているうちに分かります、しかしもう時間のようです』
「お、おい! 答え……」
意識が遠のいていく。
途切れ途切れに聞こえた声が……。
『七つの……宝石……救う……国を……その黒幕……フォース持ちし……』
シオンはおちる感覚を覚えた。
そして、見えたのは、空。
空中にいたのだ。
「のうわぁぁぁぁぁぁ!」
ズドーン
続く……。