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第7話「竜」



「いっただきまーすぅ！」
桜が大きな声で言う。朝食中だ
「・・・・・・食べっぷりがいいこった」
「へむ？ふぁんかひった？（何か言った？）」
あいかわらず子供だ
「いや、なんでもない」
「そう？」
机には豪華な朝食が用意されていた。多分まつさんが
作ったのであろう
「こへふふったの、はふさん？（コレ作ったのまつさん？）」
口に物入れてしゃべるんじゃねぇーよ！！
と、言おうとしたがめんどくさいからやめた。
「いや？まつねえちゃんまだ起きてないぞ？」
「！？へいしほれほんほ？（慶次、それホント？）」
「なんか、熱出たとか。」
「大事ジャン！！！！」
「じゃあ、コレ作ったの誰？」
見渡す限り作りそうな者は見当たらない
ま、関係ないか。


「さっきの誰だったんだろうね。すっごいうまかった！」
「桜、少しは静かにしろ！」
「てへ★ごめんご」
「・・・・・・」
すると後ろから
「あいかわらず、無邪気だな。」
あ、白虎
「あ！葵っち！」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・（ほれ？）あ、さっきの朝食、誰が作ったの？」
「ああ・・・・多分、政宗様だろう」
「へー竜って作るんだー」
「・・・・」
「・・・・」
「「ええぇ！！！？？？？」」
「うそ！マジかよ！」
「すっごいおいしかったよ？あの人が作ったの？？
みるからに、ガラ悪く・えらそう・へんてこりん・
何か変な言葉いう、大将だと思ってた！」
「口を慎め！！」
桜に刀を向けた。あーあ、何やってんの！
「てへ★ごめんなさ〜い！」
「・・・・・・いい・・・お前、あんまりやりすぎると、僕でもかまえなくなるぞ」
「根暗の意見だね★」
「かまわなくなるぞ！！！」