二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 漆黒の使い者【REBORN】 *04話up ( No.53 )
日時: 2010/03/23 14:35
名前: 楓樺 ◆BH7oFB32Sc (ID: xJq/HYyx)

    ◆ 05 —戦いの末に・・・。— ◆

 「貴様は・・・そうか。お前がボンゴレ10代目か・・・」

 一瞬動揺していた男女達だったがすぐに表情を戻し

 唯織の時とは違う丁寧な口調で話し始めた。

 「こんなところでお会いできるとは光栄ですなボンゴレ10代目」

 「・・・なぜ俺の名前を知っている」

 「なぜ?それはあの巨大マフィアのボンゴレ10代目様でいらっしゃ・・・」

 「キレイ事はいい。唯織を返すのか・・・?返さないのか・・・?」

 「・・・まったく。手荒な事はしたくなかったのですが・・・」

 男女グループのリーダーがさっと手をあげると

 ガチャッとツナに銃を向けた。

 「これ以上禅様の計画を邪魔されては困る。おしい人材だが・・・消えてもらう」

 「・・・いいぜ。本気でこいよ!」


 唯織が目を覚ましたのは眠らされてからそんなに時間はたっていないだろう。

 目を開けると唯織を心配そうに見つめているツナの顔が目に入ってきた。

 「よかったー。目が覚めたんだね?」

 「ボス・・・っ!!どうしてここに!!」

 「遠くで煉麻さんの声が聞こえたから・・・あっ変な人達は
 俺がなんとか追い払ったから安心して?」

 「ボスが・・・!?」

 唯織は信じられないという顔をしながらそう言った

 俺にも勝てなかったボスが・・・俺よりもっと強いあいつらに勝つなんて・・・

 「にしても・・・何なんだあいつ等は。唯織はしらねぇ訳ねぇな・・・」

 「・・・!!そっそれは・・・」

 「俺も気になってたんだ。・・・お願いだよ。あいつ等の事・・・そして
  煉麻さんとどんな関係なのか・・・」

 「・・・分かりました。ちゃんと話します。あいつ等の事も・・・俺との関係も」

 そういうと唯織は何かの痛みに耐えるような顔をした後に

 ゆっくりとだがちゃんと話し始めた。

 「あいつ等は“夜幻蝶(やげんちょう”っていう、まぁ・・・マフィアと似たような所の
 下っ端のやつらです。そして・・・夜幻蝶の目的は不思議な能力を持つ人たちを操り人形にして・・・







  その人達を使って世界を壊滅しようとしているんです。」