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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 桜、雪、夕日和!【コメ下さい…】 ( No.6 )
- 日時: 2010/03/25 16:05
- 名前: 獅乃 (ID: A9wxTbZM)
気が付くと、あたしは仰向けに倒れていた。
(そうか…あたし、車に轢かれて…)
先程自分の身に起きた出来事を思い出す。
たしか下校して、角を曲がったところで車に…
(あたしの人生、16で終わりか…)
そう思いまた眠ろうとする。
すると——。
「…子、…然起きないねー。」
「…るんです?」
どこからか、話し声が聞こえる。
(ここは、地獄?それとも天国?)
思考を巡らせていると、段々会話の声が大きくなる。
「だってしょうがないじゃん!」
「それにしてももっといい方法があるでしょう!」
「うるさいこのオニオン!」
「なっ…だとこのイカ!!」
(ん?イカ…?オニオン…?)
その単語で、あたしはその喧嘩している人物が分かった。
「閻魔大王と秘書鬼男!!」
「ぎゃああああ!!」
あたしの叫び(?)と大王の絶叫が重なった。
第弐句『気が付けば イカとオニオン 喧騒中!?』
あたしは叫んだときのショック(?)で立っていた。
そこには、和風の服を着た人と、鬼の角を生やした人がいた。…和風の人は鬼の人に刺されているけど。
「え、ちょ、大丈夫なんスかぁぁ!?」
聞くと鬼の人は、
「あ、いつもの事なのでご心配なく!」
と笑って言った。
「え、ちょ、ほんとやめて!!」
和風の人が言ってこっちに助けを求めている。
(え、助けろってこと?)
まあ助けてあげようと思い、
「あの…あたしからもお願いします。」
そう控えめに言うと、鬼の人は爪をしまう。
「うう、いつもながらひどいよ鬼男君…」
「あんな事言うからですよ、少しは閻魔大王としての自覚を持ってください!」
その会話であたしは悟った。
この二人、ギャグ日の閻魔大王と鬼男君だぁぁぁ!!
第弐句、了
あとがきという名の(略)は、都合により別に書きます!!
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