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……バズーカが飛んできたらとりあえずあっち向いてホイって言えば大丈夫……

「で……やんのか？」
「そうです、ね……できればやりたいのですが。今はそういう時期では無いようなので。それでは。」

男は黒斗に会釈し一瞬で消え失せた。

「はぁ……面倒な野郎が出てきやがった。」
「君達……ここで何してんの？今の誰？」
「ん？」

黒斗が面倒くさそうに振り向くと、寝ぼけ眼の男が立っていた。

「よぉ、雲の守護者。俺はここで弁当食ってる。さっきの学校に関係無い奴。俺にとってもお前にとっても敵だ。」
「……そうみたいだね……。で、そいつ、強いのかい？」
「ああ、少なくとも子犬君よりは間違いなく強い。」
「子犬君？」
「あ、骸の事。六道骸よりは強いって言ったんだ。」

黒斗のその言葉に男は目を少し輝かせた。

「それ本当？」
「ああ……。あ、そういえばお前の名前って何？」
「僕の名前は雲雀……雲雀恭矢。」
「俺は黒斗、覇道黒斗だ。以後宜しく。」

黒斗が自分の事を紹介しているその時

　　　　　　　　　　　　　　　────バズーカが黒斗に当たった────