二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ 『一人の少女の辛い過去』 ( No.37 )
日時: 2010/04/13 19:57
名前: 桃 ◆8FGTmWBuVw (ID: 2vs8PEO6)

『3』 2人の転校生


ガラ

先生と二人の美少女が教室にはいってきた、一人は紫の髪型でシャドウと少し似ている。もう一人は前髪が左右に分かれてて肩に髪がつくぐらい超美少女だ。

「よ!紺野 葵だ」

「あ、こ、こん///水野琉美よ、よろしくね」

先生は2人をあたしの後ろの二つ空いてる席に座らせた。後ろから肩をツンツン叩かれて振り返ると琉美という子が笑顔であたしに何か小さな紙切れを手渡す。

「なに、これ」

あたしはその紙切れを開きその紙切れを何度も見つめた。見つめれば見つめるほど、その一言があたしには何だかばかげたように思える。態々「よろしく」を手紙にかいてまでおくるだろうか。あたしはそんな面倒なことはしない。あたしはその紙切れの裏に簡単な返事をかくとめんどくさそうに後ろに渡す。

無事届いたのか、琉美がそれをきちんと受け止めたらしい。後ろから回りに聞こえるほどの小声であたしにはなしかけてきた。

「ありがとね、凛」

馴れ馴れしくいうなといおうとおもったが……あまりにも琉美の性格が優しすぎだったのでいえなかった。というより、むしろあたしはこのこと友達というものになってみたかったのだ。


「なって…みない?水野さん」