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〜11話　少年の鍵〜

ゼクスが消えてから3日後・・・


？？？「ナツさん？いますか」

ナツ「誰だ？」


そこには、少年が一人立っていた。


ナツ「トライス・マジリ！！帰ってきたのか！！」

トライス「ナツさん、大変です。街が！！」

ナツ「なに！！行くぞ、ルーシィ、ハッピー、グレイ、エルザ。」

ハッピー「街に怪物なんているのかな？」

エルザ「もしやら、ゼクスでは？ゼクスは、怪物化、いや恐竜化ができる。」

グレイ「そうか、爆発した後に出た光は、全身テイクオーバーだったんだな。」

ルーシィ「あれじゃない？」

ロキ「おい、ルーシィ。この精霊鍵。」

ルーシィ「これって、人虎宮の鍵。」

ロキ「落ちてた。」

ルーシィ「落し物！！」

ナツ「行くぜ。火竜の鉄拳。」

ゼクス「ガゥゥゥゥゥゥゥ。恐竜の魔王剣（ダイノ・デスソード）。」


なんと、ナツの体に剣が刺さった。


ナツ「うぅぅぅ。」（バタン）

エルザ「ナツ！！」

グレイ「ナツの仇、アイスメイク・プリズン。」


ゼクスは、氷の壁に閉じ込められた。


ゼクス「うぅぅぅ。うわぁぁぁ。」


ゼクスが魔導士に戻った。


ゼクス「貴様ら、覚悟。恐竜の剣（ダイノ・ソード）。」

エルザ「やめろ。ナツが貴様の剣で意識を失ったんだ。」

ゼクス「なに！！すまない。だが、少年を返してもらう。」

ナツ「トラストの事か。」

ゼクス「あいつは、エレメントキーなんだ。」

グレイ「エレメントキー？」

エルザ「エレメントキーというのは、エレメントという物が付いた鍵のこと。4種類あるうちの1つ。」

ゼクス「恐竜の戦乱（ダイノ・バトル）。」

トラスト「うわぁぁぁ。」


トラストは、消えた。


ゼクス「あいつは、このフェオーレ王国には、存在しては、ならないのだ。ジャント王国という精霊界にいるんだ。」



12話へ続く