二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 暴・走! D灰学園 職員募集! ( No.28 )
日時: 2010/08/03 11:07
名前: クロウ (ID: WIggsYMd)

第6話『間違ったら天国にも行けます』


はぁ、皆ちゃんとやってんのかな、特にあの白髪と武士あたり。
なんだか心配になってきた。とてつもなく心配になってきた!
そう思い、白髪君と武士君と眼帯君のとこに行ってみると……。
……うん、大体は予想付いてたさ。

「2人とも、なんで実験中に喧嘩してるんですか?」
「この馬鹿モヤシが……ッ!」
「いいえバカンダが……ッ!」

いや、どっちが悪いんだよ。どっちが喧嘩売ってきたんだよ。
ここは、2人の喧嘩を間近で見てた眼帯君に聞いてみようか。

「眼帯君、この2人の喧嘩の原因って何?」
「確か……分量、だった気がするさ」
「分量? ……ついでに、2人の回答は?」
「アレンが塩酸1、硝酸3。ユウは塩化アンモニウム1、硝酸アンモニウム3だった気がするさ」

……どっちも違う!
さっき説明したばっかだろうが、このお馬鹿!
白髪君は逆王水、武士君は個体王水か。
2人は危険だから、今後実験するときはアリス先生についててもらわなくちゃいけないね。

「で、まさか混合したりしてないよね?」
「え、いや、アレンがもうやっちゃったさ」

……あの馬鹿!
間違った分量でやるなよ、そりゃ喧嘩にもなるわ!

「……2人とも、とりあえず、落ち着きなさい!」

そう怒鳴っても、喧嘩をしている2人には声は届かない。
……こうなったら、最後の手段だ。

「2人とも、さっさと止めないと、あんたらが作った逆王水ぶっかけるぞ?」

そう言って、やっと止めたよ。喧嘩。
やっぱ、この班にはアリス先生がついててくれないとだめだ。
喧嘩の被害のせいで逆王水が少しこぼれたし、そのせいで近くにあった金の鎖溶けたし。
……2人とも、今日の放課後は補修にしよう……。