二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシと魔法の365日 ホグワーツ魔法学校の日常 ( No.410 )
日時: 2010/10/29 21:42
名前: えみり ◆p8yKCAmOVg (ID: fFbaoH4S)

 27章「過去編〜いざ、凛のもとへ〜」

※若干グロい&流血表現あり(あきちゃんの小説が読める人はOKだと思う!!w)

——シュウウウウ………

『嗚呼、おいしそう…これをどうやったらもっと美味しくできるかな…?』

少年とも少女ともつかない。黒いマントを羽織り、顔をフードで隠した"ソイツ"は…

静かに、五体の死体をみつめていた…—

一戸建ての家。そこにあるのは、男と女と子供の亡骸。
おそらく家族なんだろう。幸せな、ごく普通の家庭。
でも今は…見るも無残な死体の山と化した。

『オードブルのサラダには…もう少し食べやすくないとね』

"ソイツ"の手元にあるのは、血で真っ赤に染まったナイフ。鈍く光ったナイフを…—

なんの迷いも無く、子供の冷たい身体へと突き刺した。
グシュッ…と肉体に刃物が食い込む音が、静かな部屋に響き渡った。
と、同時に紅い血が部屋に飛び散る。

切り取られた子供の腕。"ソイツ"の口元が歪んだ。
血を見て、死体を見て、興奮して笑っているのだ。
とても無邪気に。とても嬉しそうに。それはそれは幸せそうだ。

『…おいしそぉ、』

舌なめずりをし、腕についた血を舐めた。
そして…腕は"ソイツ"の口の中に吸い込まれていく。
ぐちゃぐちゃになり…悪臭が漂うなか、"ソイツ"は微笑んだ。

『うん…美味しいなぁ』

"ソイツ"のナイフは、また死体を切るために使われる。

 ——全ては…"ソイツ"の至福のために。


 * + * + *

 PM:?:?  *「木のかげ」

みき「ぁ…いたいた!!凛、発見!!」
えみり「待って…どこどこ?って、何で追いてっちゃうの?!」

テレポート完了し、殺人現場に到着。
その後、四人&ノイズ、ロイズは凛を無事に発見ッ!!!

えみり「ねぇー待ってよーッ!!!」

…えみりは、ほっといて(ぇ

凛に話しかけよーうッ!!!!!
皆は凛のもとへと駆け出した…——

えみり「だから置いてかないで〜(泣)」