二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【復活、デュラ中心】16獣の咆哮-情報屋の手中【コメ大歓迎】 ( No.27 )
- 日時: 2010/05/24 18:08
- 名前: 樹 (ID: I7JGXvEN)
- 参照: http://renrinmiku.blog70.fc2.com/
第五章
———聖地-森 獣達の集い1———
「あれ? そういえば斑尾達何処行った?」
「そういえば白尾も居ないわ」
真夜中。烏森の地で二人が話し合う。
現在二人についている化犬が行方不明。
男の方が口を開いた。
「斑尾の事だから、明日には帰ってくると思うぜ」
女の方が返答する。
「そうだとしても、今日は困るわ」
……………………………………………………………………。
———同時刻 聖地-森———
《揃ったな》
有ろうことか、白銀の狼が口を開いた。
その場にいるのは計7匹。
白銀の狼が三匹、漆黒の山犬、尾が斑模様の化山犬、尾が白い化山犬、紺色の化山犬。
白銀の狼の内、一匹は瞳が漆黒。一匹は瞳が紅。一匹は瞳が翡翠。
先程口を開いたのは漆黒の瞳の狼だ。そして、その狼に続き漆黒の山犬が口を開く。
《分かっているだろうが、16獣の祠への継承が時期に行われる事になった》
そして、それに返答したのは尾が斑模様の化山犬と尾が白い化山犬。
《だとしたって、何で私等まで呼びだすんだい?もう》
《本当、今日の仕事放って来ちゃったの、ハニーに言ってないんだから》
《銀露。お前も分かってるだろう?お前たち化犬も桜狼族も16獣の祠への継承の内、俺等の継承にはお前達にも協力してもらう》
黒い瞳の狼は銀露、白尾と呼ばれた化山犬を見、そして桜狼族と言われた白銀の狼二匹を見据えそう述べた。
《前のように、だろ》
桜狼族と呼ばれた内の一匹、緑色の瞳の方がそう言う。
《嗚呼、そうだ。無論、雪と銀にも協力してもらう》
黒い瞳の狼が述べ、それに続き漆黒の山犬が述べる。
《銀露、白尾、鋼夜も例外ではない》
今まで他所を向いていた紺色の化山犬が一瞬だけ漆黒の山犬の方に顔を向ける。
《毎回すまないな》
黒い瞳の狼がそう口にする。
《地、風、気にするな》
短い言葉ながら支える様にそう述べたのは銀と呼ばれた紅色の瞳の白銀の狼。
《では、各自の仕事に戻ってくれて構わない。解散ッ》
地と呼ばれた黒い瞳の狼が遠吠えのようにそう声を上げる。
その言葉がら一秒経ったか経たないかのうちに銀露、白尾、雪、銀が風を立てて居なくなる。
《鋼夜、どうかしたのか》
低い声で風が鋼夜に問いかける。鋼夜は一瞬風を見た後、視線をそらして返答する。
《参加して何の利益がある》
低い唸り声のように問いかける。それに答えたのは風ではなく地だ。
《お前達の山を元に戻してやる》
静かに呟かれた地の声。 それはあり得ない発言だった。 しかし、鋼夜は疑いもせずその内容を受け入れた。
《絶対だ》
そして、そういい残せば鋼夜も風のように居なくなる。
後に残った二匹はしばしの沈黙を迎える。
毎度のこと、16獣の継承のたびにこのような形を取っている。
今回継承の中心に立つ人間はボンゴレという組織のⅩと聞いている。まだ少年だと言う話だが............
《陸兄、今回の"使命"はどうするんだ?》
風は地の事を"陸兄"と呼んだ。
地の名前は陸ではないし、血縁者でもない。こう呼んだのには一応理由があるのだが、それは後の話。
———舞台裏———
現在の入室者〜陸、楓、吟、刹、樹〜
陸「今回は管理人と獣だけだな」
楓「そうだな」
楓「俺たちの事、分かると思うが一応紹介した方がいいかもしれない」
陸「嗚呼、俺は本名"地"理由は後々の話になると思うがチャットでは陸だ」
楓「俺の方は読み方はそのまま楓だ」
吟「陸と楓が文字を打ち込める理由は要らないのか?」
陸「そうだな......樹、此れはいいのか?」
樹「構わないよ。一生の時点で彌瘡が言ってるからね」
陸「了解だ」
陸「俺等16獣は人間になることが出来る」
楓「まぁ、それも16獣の中の誰かさんのおかげなんだけどな」
樹「流石にそれ以上は禁止」
楓「分かってる」
刹「見にくいな、このチャット」
吟「確かに、一文字が揃ってると見にくいな」
〜甘楽さんが入室されました〜
甘楽「はーい☆ 甘楽ちゃんとうじょーう♪」
甘楽「ちょっとう! 黙って見てればなんですかー?」
甘楽「もう、悪口は私が許しませんよ? プンプン!」
吟「二文字が来たな」
刹「ちょうどいいね」
甘楽「ちょっと! 私を物扱いしないでください!?」
陸「吟、刹、こいつは誰だ?」
楓「俺も知らない」
甘楽「ひっどーい! 此処の管理人ですよう!!」
陸「管理人は樹じゃないのか?」
甘楽「管理人は私ですよ! 樹は唯禁止用語を隠してるだけです!」
楓「違いが分からないな」
吟「その仕事をするのは管理人じゃないのか?」
甘楽「私だって禁止用語の全てを知ってないんですよう(´・ω・`)」
樹「甘楽はその情報売っちゃうから」
甘楽「ちょっ!? そんなことしませんよー!?」
刹「相変わらず信用されてないな」
吟「嗚呼、そうだな」
甘楽「ちょっと、何此処! 似たキャラ揃いすぎてない!?」
〜甘楽さんは追放により退出されました〜
陸「あ。」
楓「追い出されたな」
吟「誰だ?」
刹「樹じゃないか?」
樹「正解です。管理人の力です」
〜甘楽EXさんが入室されました〜
甘楽EX「追放は酷いですよね!?」
樹「他のPCから来たか......」
吟「ネーミングセンス大丈夫か?」
陸「脳自体駄目だろうな」
甘楽EX「甘楽だとはじかれたんだからしかたないじゃないですかー もうっ」