二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【復活、デュラ中心】16獣の咆哮-情報屋の手中【コメ大歓迎】 ( No.29 )
日時: 2010/05/25 18:25
名前: 樹 (ID: I7JGXvEN)
参照: http://kokuban.in/skeb/view/1270194358


第六章
———沢田綱吉の部屋 情報提供———


「情報屋の......折原臨也です」

柔和な笑みでそう述べる青年。全員の視線がそちらへと向いた。


「今日は彌瘡に......いや、翔に言われて情報提供しに来たんだけど。聞いてるかな?」

「あ、はいっ」

淡々と言葉を並べる相手に焦っている己が馬鹿らしい。

青年は部屋の畳に座り、話始めた。

「まず、君たちと最初に接触することになるのがコクコウっていう16獣のリーダーだよ」

「リーダーってことは黒猫と白猫なのか?」

山本が問いかける。やっぱり興味があるみたいだ。

「16獣は人間にも動物にもなれる。まぁ、それは16獣の中の一匹の能力のおかげなんだけどね」

青年はそのまま淡々と言葉を並べる。

「じゃぁ、簡単に名前と能力について説明するよ」
コクを参考にすると、まず彼の能力は文字通り闇を操ること。
 すなわち、この世の暗闇、夜を保つのが役割なんだ」
「その他にも、コウは光、朝昼を保っている」
「他にも地や風、生、空、時など16種類あるんだよ」

俺たちは声一つ漏らさず青年の言葉を聞いていた。

「そして、この名前は動物自体についてる名前なんだ」
「人間はそれなりに人間らしい名前は付いてるけど、元の名前に似てるから注意するといいよ」
「まぁ、中には読み方そのままで漢字だけ変えてくる奴もいるんだけど」

「ここまでいいかい?」

青年が柔らかな口調でそう問いかける。俺たちは我に返り軽く頷いた。

「えっと、大体分かりました。有難う御座います」

俺はぺこりと頭を下げた。臨也さんは微笑を浮かべたまま"いえいえ"と否定する。

と、その時再び玄関チャイムが鳴った——


  ———舞台裏———

現在の入室者〜綱、武、隼人、甘楽、樹〜

綱「俺等は偽名ないんだね」
樹「考えるのめんどくさくなった」
隼人「てめぇっ!! ふざけんじゃねーぞッ!!!」
樹「ふざけてないよ。本気で面倒だから」
武「ははっ いつもどおりなのな♪」
樹「二次元の人間なんだから別にいいでしょ」
武「世界観壊すなってー」
綱「はは;」
綱「臨也さんって」
綱「Σ!? いま"りにゃ"で変換したら臨也になった!!」
武「臨也」
武「おっ 本当だ! スゲーのな」
隼人「流石っす! 十代目!」
甘楽「・・・。」
綱「か、甘楽さん!? いたんですか!?」
甘楽「ちょっとー 本名出したりいじるのやめてくださいよー」
綱「ご、御免なさいッ」
隼人「甘楽=臨也だったのか......」
武「知らなかったのな」
綱「あ、そういえば、獄寺くんと山本は初だっけ?」
甘楽「本名」
綱「あっ」
綱「御免! 二人とも!」
隼人「全然平気っスよ!」
武「問題ねーぜ? 元々本名だしさ♪」
樹「...................」