二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【復活、デュラ中心】16獣の咆哮-情報屋の手中【コメ大歓迎】 ( No.67 )
日時: 2010/06/02 20:52
名前: 樹 (ID: I7JGXvEN)
参照: http://renrinmiku.blog70.fc2.com/



第十二章
———私立烏森学園-森 意味———



真夜中の薄暗い森。森と言っても月光にある人工の森だ。

そこにいたのは陸と諷。他の奴らは見当たらない。

「なぁ、楓。気づくと思うか?」

ふと、呟かれた陸の言葉。諷は少し考えた後返答する。

「どうだろうなぁ........
 気づくとしたらボンゴレⅩ、晴れのアルコバレーノ、山本武ぐらいだろうか」

「山本武もか?」

「戦闘的ではなくどこか鋭いところがあるやつが大抵気づく」

一見内容の分からない会話を淡々と続けていく二人。

「ボンゴレは超直感もあるしな」


ふと小さい声で呟く陸。

「幾ら超直感と言っても。直感。"感"だ」

それに意味深げに諷が答える。そしてそのまま自分で言葉を続けた。

「感で違いは分からない」












烏森校庭———


底には沢田綱吉達のチームが未だ残っていた。

「えっと.......取りあえず手分けして......」

俺がそう言いかけると、リボーンが途中で制した。

「手分けっつっても、二人ずつ辺りがいいだろ」

確かにそうだ。相手は大人数いるんだから二人以上かもしれない。
戦闘の事も考えると一人では危険だ。



結局のところ、

沢田綱吉、獄寺隼人

山本武、笹川了平

リボーン、ビアンキ

クローム、雲雀恭弥

となった。

「ま、携帯もつながるみてぇだし、何かあったら連絡ってことでな」

山本がそういう。まぁ、使っちゃいけないとかは特に言われてないし........


「ボス.....私、携帯持ってない」

「あ、そっか........どうしよ...」

俺が言いかけた時また声が遮った。

「僕が持ってるよ」

ひ、雲雀さんっ!
確かに雲雀さんとクロームはチーム。雲雀さんが仲間だとこんなに頼もしいんだなぁ...
まぁ、此れで心配はなさそうだ。

「此処の見取り図だ一人一枚ある」

リボーンがそう言いながら何処にしまっていたのかもわからない紙を人数分取り出す。

そして、全員に渡した。

「じゃぁ、俺たちは.....」

獄寺くんが担当する場所を言おうとした時、

「校舎、広いからさ、2チームにしないか?」

山本が遮った。獄寺くんは反発しようとするがその前にリボーンが口を開いた。

「それもそうだな。よしっ俺とツナの2チームが校舎を担当するぞ」

「僕等は森方面行くよ」
「ボス......プールの方も任せて」

「じゃ、俺たちは校庭と校門だなっ」

全ての配置は決まった。

「は、配置と言ってもめあすだから、何かあったら連絡してね!」

「校舎は屋上も含まれる。広い分、急ぐぞ!」

リボーンのその言葉を最後に皆指示された場所へと向かった——










  ———舞台裏———

現在の入室者〜恭弥、髑髏、綱、樹〜

綱「そういえば」
綱「恭弥さん今日は乗り気でしたね」
綱「入室名が"恭弥"何だけど、きょうやさんでいいのかな?;」
恭弥「群れる=3人以上が半径1m以内にいること」
綱「へ、へぇ」
恭弥「それにその子といれば骸に会えるかもしれないから」
綱「Σまだそんなことを!?」
髑髏「骸様の事?」
綱「えっと、髑髏、本名は出しちゃ駄目だよ」
髑髏「あっ、御免なさい」
恭弥「戦えるなら行く価値はあるしね」
綱「あ、でも校舎から一番遠いところ選びましたよね」
恭弥「あくまで群れるつもりはないよ」
綱「は、はぁ;」
樹「決して&)!(とか!("'とかではないよ!」
髑髏「文字化け......」
綱「文字化けしてるね」
樹「文字化けじゃない。ちゃんと意味はある」