二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ありがとう〜大好きな君へ〜 イナズマイレブン ( No.104 )
日時: 2010/08/21 07:41
名前: さくら (ID: sNU/fhM0)

ノアちゃんは全部話してくれた。

結婚の事、3ヶ月しか居れない事も、全部。

最初は自分の耳を疑った。でも、ノアちゃんの顔を見ると、本当だってことが分かった。


フィ「そんな事があったんだ、」

ノア『だから、今日はお別れ言おうと思って、』


ノアちゃんの顔は、さっき泣きやんだばっかりなのに涙でいっぱいだった。

余程、辛かったのだろう。

俺だって、ノアちゃんの事が好きなんだ。守ってやりたい。俺に出来ることなら、守ってやりたい。


ノア『、じゃぁね、』


ノアちゃんは俺の顔も見らず、俺に背を向けた。

俺はこのままじゃいけない気がして、とっさにノアちゃんの細い腕を掴んだ。

振り向いたノアちゃんは、希望の顔と悲しみの顔、どちらもあった。


フィ「ちょっと待て!!俺に、俺に出来ることはないのか?俺、ノアちゃんを守りたい!!」


自分でも恥ずかしい言葉を言ったのが分かる。

だんだん顔が真っ赤になっていく。


ノア『・・・ごめんね。迷惑、なん・・・だ、』


頭が真っ白になった。


俺、迷惑なのか?

やっぱり本当は、本能寺のこと、好きなのか?


—迷惑、なん・・・だ、—

『迷惑なんだ』『迷惑なんだ』『迷惑なんだ』

この言葉が頭の中でリピートされる。


でも、君の顔は、間違いなく助けて、という顔に等しかった———。


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何で?疑問に思った人も居ると思います。
その答えは、次回!!