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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 凍りつく花、 〔テニスの王子様〕 ( No.14 )
- 日時: 2010/07/28 15:36
- 名前: 黒百合 (ID: TtH9.zpr)
- 参照: まずは、私の愛を理解して。
愛してあげる。
全身全霊の、愛で。
彼方“たち”を愛してあげる。
好きなんてもんじゃないわ。
“愛”なの。
そこら中にいる雌猫なんかに、負けやしないわ。
誰よりも誰よりも、彼方たちを愛してる。
どれだけ猫が集ろうと、毛ほども気にしないけれど・・・・・・・・・、
あの娘は、少し目障りね。
邪魔なんてさせないわ。
私の愛の、邪魔なんてさせないわ。
待っていて。
今すぐ、消えて貰うから。
あぁ、そんな表情[カオ]しないで。
彼方たちは、愛の意味が解っていないでしょう?
私に愛されることは、とっても幸せなことなのよ?
彼方たちの周りの邪魔者、皆排除してあげる。
ねぇ・・・・・・・・・、幸せでしょう・・・・・・?
大丈夫。 みーんな、まとめて愛してあげる。
何人いたって、彼方“たち”なら愛せるわ。
でも、愛には犠牲が必要よ。
“氷の戦士たち”は、犠牲なのよ。
私は、黒い百合。
氷の戦士たちは、私の“狂おしい愛”の犠牲なのよ。
だけど安心して、氷の戦士。
私は、愛してあげる。
彼らには及ばないけれど、彼方たちのことも、ちゃーんと愛しているわ。
愛の犠牲なんて、願ってもなれないわよ?
なんて幸せなことなのかしら。
・・・・・・、ほら。
私が愛する。
そうすれば、彼方たちは幸せになれる。
あら・・・・・・・・・、まだ、何か不満?
私に愛され、私の愛の犠牲となるの。
素敵なことだと、これが私の美学だと、理解しなさい。
いいじゃない。
ちょっとくらい不条理なほうが、彼方たち“氷の戦士”は、好みでしょう・・・・・・・・・?
それとももしかして・・・・・・、彼らよりも愛されていないことが、不満なのかしら?
彼方たちが倒れれば、彼らは私の元へやって来てくれるの。
犠牲だと言うことを自覚して、私に壊されなさい。
さぁ、覚悟は、いいかしらぁ・・・・・・・・・・・・?
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