二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- ポケモン二次創作 【金ノ瞳、銀ノ翼】 ( No.23 )
- 日時: 2010/08/25 20:51
- 名前: 豆電球 ◆Y6CWE4r6bA (ID: sp0cIx.0)
今回は前半後半に分けます。一回では書き切れなさそうです・・・
第十七章 〜前半戦 黒い野望の復活〜
チョウジタウン、なぞの店。
リオン「怪しいと思っていたけど、やっぱりここが・・・」
サトル「ああ。つい三年前まで「平和」だったカントー地方で暗躍していて、一人の子どもに壊滅させられたある組織・・・ロケット団。」
リオン「そのアジトって訳ね。先にワタルさんが潜入しているみたい。私達のポケモン達のコンディションも万全だし、ちゃっちゃといきますか。」
サトル「油断は禁物だぞ。相手は大人数、こっちはワタルさんと俺達で三人。数では不利だ。」
リオン「でも、ワタルさんは現チャンピオン。私達も、ポケモンリーグ公認のバッジ六個持ってる。下っ端相手は出来るんじゃない?ワタルさんの援護も。」
サトル「・・・。そうだな。考えてても仕方ない。行くか!」
なぞの店の地下にはアジトと思われる空間が広がっていた。通路には奇妙なペルシアンの像がいくつも置かれている。前を通っても、団員は来ない。
リオン「ワタルさんが制圧していったのね・・・私達もしかして、来るの遅かったんじゃない?」
下っ端「侵入者発見!直ちに排j・・・」
《チコのはなびらのまい!下っ端はたおれた!》
リオン「丁度よかった!ねえ、このアジトの中枢はどこ?」
下っ端「!!!ちち、地下二階が大規模な怪電波発生装置の部屋で、地下三階にボスがいらっしゃいますうぅぅ!!!」
サトル「なるほど。情報サンキュー☆」
《オーダイルのなみのり!下っ端は流された!》
リオン「ってことは、二手に分かれて、いっぺんに敵を叩いたほうがいいかも。」
サトル「!それはだめだ!!相手が大人数いる敵地で単独行動なんて危険すぎる!!」
リオン「大丈夫よ。下っ端はこんなレベルだし、第一ワタルさんがほとんど制圧してるし。」
サトル「でも・・・。」
リオン「少しは自分の力を信じたら?大丈夫だからさ。それに・・・」
サトル「?何かあるのか?」
リオン「よくわかんないけど、何かを感じるの。ポケモンが巻き込まれているのかも・・・」
サトル「・・・。分かった。俺はB二階に行く。リオンはB三階を頼む。無茶はするなよ。」
リオン「了解。お互い何かあったら、ポケナビで連絡をとろうね。」
B二階。
サトル「あ、ワタルさん!」
ワタル「ああ、サトル君か。リオンちゃんは?」
サトル「リオンとは別行動にしたんです。アイツが、その方がいいって・・・危険ですが。」
ワタル「ということは、今彼女はB三階に向かってるんだね。」
サトル「そこにはボスがいるって下っ端から聞き出したんです。だから早くここを片付けて、あっちに応戦したいんです。」
ワタル「そうか。よし、まずは怪電波発生装置のある部屋を摘発のち、破壊だ。」
サトル「破壊って・・・まあ、正しいんですが・・・」
ワタル「カイリュー、破壊光線!」
サトル「ちょっ、えええ!?いきなりですか?」
B三階。
リオン「・・・。誰?誰かいるの?」
下っ端「何奴!?侵入者だな!勝負!!」
リオン「あんたに用はないのっ!はやて、かえんほうしゃ!」
下っ端「うぎゃああぁぁ!!!!」
リオン「私の勘違いかなー?あ、とにかくボスの部屋を開けるための、暗号を手に入れないとねぇ・・・おい下っ端!」
下っ端「は、はい!なんでしょうか!!???」
リオン「ボスの部屋の暗号を知ってる奴を教えなさい。」
下っ端「は。はい!あっちのパソコン室にいる団員と、その先の部屋にいる団員です!」
リオン「ごくろーさん。じゃ、警察が来るまでここでおとなしくしていてね☆」
下っ端「・・・は、はい。・・・また、子どもに邪魔された・・・」
リオン「子どもって、三年前のカントーの事件?私はその時の子どもじゃない。ただ・・・」
後編へ続く
はあ・・・やはり台本書きなところは修正できなかったですね・・・。
次回がかなり長くなる可能性が、非常に高いです。どうぞ最後までよろしくお願いします。