二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

ポケモン二次創作 【金ノ瞳、銀ノ翼】 ( No.5 )
日時: 2010/08/08 00:39
名前: 豆電球 ◆Y6CWE4r6bA (ID: sp0cIx.0)

第三章 〜大空に舞う翼〜

リオン「一体誰だったんだろうあの子・・・」
夜、これからしばらくは戻ってこないであろう自室のベットに寝そべり、一人物思いにふける。
何故あの少年はヒノアラシを盗み出したのだろう、何故自分にバトルを申し込んだのだろう・・・
傍にあるモンスターボールを見る。中には自分のパートナーのチコリータが眠っている。
リオン「ヒノアラシ、研究所では仲良く遊んでいた仲なのにね。どうしてこんなことに・・・」
しかし、なぜかあの少年を悪者と思うことができなかった。だからこそ彼の目的を知りたい。
リオン「明日から、本格的に旅に出る。あの子にも会うことになるんだろうね。そしたらまた、ヒノアラシとチコが戦うことになるのかな・・・」

次の日の朝、昨日と同じように太陽が輝く。
お母さん「忘れ物はない?ホントに大丈夫?」
リオン「大丈夫だって。心配しすぎだよお母さん」
ウツギ「えー、おほん。今からリオンちゃんだけの物語が始まる。楽しいことも辛いこともあるかもしれない。それでもちゃんと前をみ(以下略)←」
お母さん「そういえばサトル君は何処にいっちゃったのかしら?見送りにくるって言ってたのに。」
リオン「・・・じゃあそろそろ行くね。絶対バッジ8個ゲットして尚且つポケモンリーグでも優勝してみせる!」
ウツギ「はは・・・心強いねぇ。気をつけてね!」
リオン「はい!行ってきます!!」

キキョウシティポケモンセンター。
リオン「さてと、初のジム戦であるキキョウジム、ジムリーダーハヤトさんは飛行タイプの使い手。
チコは草タイプ。レベルを上げても相性が悪すぎるよね・・・でも。」
チコ「チコ・・・。チコリ?」
リオン「うん。ついさっき32番道路でメリープ、ゲットしたよね?そのコと貴方で今回はいくよ。
でもまだメリープはレベルが低いから、相性は悪いけど・・・先発で頑張ってくれる?」
チコ「チコ!」
リオン「貴方もよろしくね。めりぃ。」
メリープ(以下めりぃ)「メリー♪」

リオン「と、言う訳で初のジム戦!いっくぞー!!」
〜〜ジムトレーナー攻略中〜〜
ハヤト「君かい?凄い勢いでトレーナーをなぎ倒してる挑戦者って。はじめまして。僕はこのジムのリーダー、ハヤトだ。専門のタイプは・・・」
リオン「飛行タイプの使い手で、切り札のピジョンは羽休めを使って体力を回復し、戦闘が長引く・・・ですよね?」
ハヤト「・・・事前に情報は収集済みって訳か。楽しいバトルになりそうだね。君の名前は?」
リオン「ワカバタウンのリオンです。よろしくお願いします。」
《ジムリーダーのハヤトがしょうぶをしかけてきた》
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ハヤト「いけ!ポッポ!」
リオン「いって!チコ!先手必勝よ!どくのこな!」
《あいてのポッポは毒を浴びた!》
ハヤト「君のチコリータ、すばやいんだね。でもこっちのほうが有利なことに変わりはないよ。ポッポ、かぜおこし!」
《こうかはばつぐんだ!》
ハヤト「!!持ちこたえた!?」
リオン「よっし!はっぱカッターは今ひとつの効果だから、光合成をしてから体当たり!」
ハヤト「ポッポ、砂かけ!」
《チコのめいちゅうりつがさがった!》
リオン(チコ、頑張って!あと1回・・・!)
《チコの体当たり!ポッポはたおれた!》
ハヤト「相性が悪かったのに交換無しで・・・。でも次はそうは行かないよ!いけっ!ピジョン!」
《ピジョンのかぜおこし!チコはたおれた!》
リオン「戻ってチコ!ありがとう。ゆっくり休んでてね。さすがにピジョンはね・・・。
次は対ピジョン用の・・・めりぃ!お願い!」
ハヤト「うわ、でんきタイプか・・・でもこっちのほうがすばやいよ!でんこうせっか!」
《めりぃの電気ショック!こうかはばつぐんだ!》
ハヤト「!嘘だろ?いくら相性が悪いからって、HPが3分の1以下になるって!?はねやすめ!」
リオン「やっぱり回復してきましたね・・・でもこれならごり押しでいける!電気ショック!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
《ジムリーダーのハヤトとの勝負に勝った!》
ハヤト「・・・久々にハラハラするバトルだったよ。ほら僕に勝った証、ウイングバッジだ。」
リオン「ありがとうございます。ほら、バッジだよ〜♪チコ、めりぃ♪」
ハヤト「次のジムはヒワダタウンのヒワダジムだね。虫タイプ専門だから、飛行タイプのポケモンが居ると有利に戦えると思うよ。次も頑張って!」
リオン「分かりました。ありがとうございます。」

ジムの外
ピピピピピピ・・・リオンのポケナビが鳴る。
リオン「ウツギ博士から!?も、もしもーし?」
ウツギ『リオンちゃーん♪ジム戦どうだった?』
リオン「何とか勝ちましたよ。で、何か用でもあるんですか?」
ウツギ『うん。実はリオンちゃんがお使いで持ってきたタマゴなんだけどね、研究所に置いておいても全然変化が現れないんだ。
もしかしたら【元気のあるポケモン】と一緒に連れ歩いたら変化が起こるかもしれないと思ってねー。』
リオン「つまり今、旅の途中の私が適任だと?」
ウツギ『そう!フレンドリィショップに助手が居るはずだから受け取ってもらえないかなぁ?』
リオン「分かりましたっ!!すぐに行きます!」

32番道路
リオン「ウパーゲット!これで水タイプはオッケー。あとは、早く孵ってくれないかなートゲピー♪」
チコ「・・・」
リオン「チコ?どうしたのって貴方まさか・・・!?」



次回に続く



今回はマダツボミの塔、幼馴染のポケモン捕獲説明、ポケモン塾のイベントを省かせていただきました。
次回はお待ちかねのライバル再登場です♪


リオン現在の手持ち

チコ(チコリータ) めりぃ(メリープ)
ウパー       ズバット
ポッポ       タマゴ