PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 小さな本棚の中の本達 【REBORN】 ( No.7 )
- 日時: 2010/08/22 13:10
- 名前: 人間不信 (ID: uT5MQLCg)
「零!ボール行ったぜ!」
「へ?うぎゃ!?」
零は俺が打った球を受け取れずに頭に当てた。
零は後ろに倒れそうになりながら何とか踏ん張った。
「大丈夫か零!」
「山本遠慮無さすぎ・・・」
頭を抑えて座り込んだ零に俺はちかづいて頭を見る。
「あー、たんこぶ出来てやがる・・・保健室に行くか」
「うー」
俺達は保健室にいく事になった。
保健室まで来て、俺は零に氷を当ててやる。
「山本ってさー、将来の夢とか、ある?」
「あぁ。野球選手だな」
「やっぱか」
「零は?」
「私は、特に無い」
「・・・何で?」
すると零はハハハ、と笑って言う。
「別に夢が無いってのも、いいじゃないか。これから作ってくよ」
「そうだな!」
「アレ?山本・・・傷」
俺は零に頬を指差され、気付く。
何時の間にか傷が出来ていたらしい。
すると零が絆創膏を持ってきて、頬に張ってくれた。
(顔、近いな・・・)
何故かドキドキする。
零は何でもないように俺を見ていた。
『俺に新しく追加された夢』
(山本、顔赤いけど風邪?)(な、何でもねぇ)(ふぅん?)((俺の夢・・・零と付き合うこと))
PR