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偽りの愛情　（愛されてないと知ったとき)

私の弟・・ヒロトが留学先で・・死んでしまった
残されたのは・・私と父さんどけ
父さんはかなしんだ・・・・わたしもだけど
私はそんな父さんがかわいそうに思えた
ある日・・・・そんな思いは砕け散った

——————エイリア石

それが・・みつかってから

『これで・・あの憎い者達に・・復讐が出来る』

復讐？・・うそでしょ？事故じゃ・・なかったの？
裏に何かあったの？どうなの？父さん！！

『・・・ヒロト』


・・復讐を思うのは当たり前なのかも
その次の言葉で・・私は絶望を感じた・・

『‘私’の息子・・のためにも・・・ヒロト』

私の？・・ってことは

———父さんはヒロトしか愛していなかったんだ

結論はそうだった・・わたしなんか
愛されてもいなかったの？いやだ・・そんなの
酷いよ・・父さん

『お日様園・・利用できますね』

お日様園・・うそあの子たちまで？利用するの？

——ゆるせない

あの子達まで・・道具のように扱うの？
そんなこと・・止めよう
説得は無理だから・・勝って止めよう
父さん・・愛情とはどんなものか
信じるとは・・どんな事か私が証明してみせる

（愛情の大切さなんて）
（あなたは１つもわかってない）
（復讐・・ソレが死んだヒロトの為になるの？）
（もとにもどって・・あのときみたいに）
（わたしも・・愛されたい）