ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

ボケッと歩いていると、意外と早くツナの家に着いた。
ハルが5回もチャイムを鳴らす。
隼人は慌てて制止しようとした。
「何やってんだ!!1回で良いんだよ、1回で!!だからおめーはバカ女なんだよ！」
「は、はひ!?酷いです隼人さん！」
「どこがだよ!!思ったこと言っただけじゃねーか。間違ってねぇよ！」
「デリカシーなさ過ぎです！」
「んだと!?」

———ガチャッ

「「・・・??」」
2人は言い争うのを止め、ドアのほうを見た。
ハルが不審がる。
「へ、変ですね・・・いつもツナさん開けてくれるのに」
「分かってるよ。お前待ってろ、俺が行く」
「は、はい」
隼人は慎重にドアノブに手をかけた。
そして、思いっきり開けた。
———瞬間！

ぱぁぁん!!!!!!!

「ぅわ!!」
発砲音がした。
死んだ。
隼人は瞬時にそう理解・・・しかけた。
「・・・？」
痛くなかった。
という事は、まだ、生きてる??
隼人は恐る恐る目を開ける。
そこにいたのは———

「happybirthday、獄寺君!!」

　　　　　　　　　　　　　　　—fin—