二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 学園BASARA ( No.11 )
- 日時: 2010/11/11 13:28
- 名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)
第10話 文化祭 後編
唯人「よっし、まずは俺からつくるぜ。」
幸村「唯人殿、がんばるでござる!」
まず初めにやってきたのは、みんな大好き竹中半兵衛と教頭の豊臣秀吉。
半兵衛「秀吉、1つたこ焼きでもどうだい?」
秀吉「うむ、そうだな。そら、金だ。」
半兵衛「そんな、お金なら僕が出すよ。」
秀吉「教頭が生徒におごられてどうする。ここは我が出す。」
半兵衛「それは恐れ多い。大丈夫、心配しなくてもお金に困ってることなんてないから、僕に出させてくれ。」
唯人「誰でもいいから買うなら早く買ってくれ!」
半兵衛「おぉ、すまない。2つもらおうか。」
唯人「了解ー、ってかあんたらが譲り合ってる間にもう焼けたよ。ハイ。」
半兵衛「ありがとう。」
秀吉「うむ・・・これは美味い・・・!」
半兵衛「確かに・・・おっと秀吉、口にソースがついている。」
秀吉「やめないか半兵衛、自分でふける。」
半兵衛「そんなに恥ずかしがることないよ、秀吉。」
唯人「コラ。そんなとこでイチャつくな。」
政宗「見てるこっちが恥ずかしいっての!」
次にやってきたのは前田利家&まつ。
利家「よー、たこ焼き食いにきたぞー。」
唯人「はい、たこ焼き2つ。」
利家「ありがとー。おっ、これすごく美味いぞ!」
まつ「どれ・・・おぉ、これは美味です。」
利家「でも、まつのメシのほうがもっと美味いぞー!」
まつ「犬千代様・・・!」
利家「まつー!」
まつ「犬千代様ー!!」
利家「まつぅー!!」
幸村「楽しそうで・・・ござるなぁ。」
唯人「ま、あの二人は男女だから許せるわ。」
唯人「政宗、そろそろ交代してくれ。」
政宗「OK!俺にまかせな。」
元親と琉架がやってきた。
琉架「あ”ー、無駄に疲れた。」
元親「腹減ったな・・・おっ、たこ焼き屋だ。食ってこうぜ。」
元親「政宗、2つくれ。」
政宗「OK! おっとそういえば転校生、全然自己紹介とかまだだったな。」
政宗「こっちが真田幸村でそっちが綾崎唯人、俺が伊達政宗だ。呼ぶ時は下の名前でいいぜ。」
琉架「おう、俺は七原琉架だ。」
政宗「そういえばあんた、元親と同じ野球部だったな。実際のところ、どっちが上手いんだ?」
琉架「そんなもん俺に決まってんだろ。」
元親「寝言は寝てから言え。俺だろ。」
琉架「よく言うぜ。ストレートとカーブしか投げれねぇくせに。」
元親「速ぇからいいんだよ。それにバッティングも俺のほうが上手いだろ。」
琉架「当てるのは上手いが、飛距離は俺のほうが上だろ。」
元親「あたんなきゃ意味ねぇよ!」
政宗「じゃれあってるトコ悪いが、たこ焼きできたぞ。」
琉架「サンキュー・・・ってじゃれあってるってなんだよ!」
幸村「仲が良い、ということでござる。」
元親「ってこのたこ焼きなんか甘いぞ!」
政宗「あぁ、なんちゃってたこ焼きだ。生地はカスタードクリーム、タコはゼリー、ソースは溶かしたチョコレートでできてるぜ。」
琉架「普通のたこ焼き食わせろよ!」
幸村「政宗殿、そろそろ交代でござる。」
政宗「ん、もう交代か。OK。」
織田軍がやってきた
森蘭丸「信長様ー!たこ焼きとかどうです?」
信長「フン・・・余は腹など減っておらぬわ。」
濃姫「そんな遠慮なさらず。私が買ってきますわ。今いる織田軍兵の皆の分も。」
濃姫「たこ焼き38個くださいなー♪」
幸村「なっ、38個・・・でござるか?」
唯人「ハハ、冗談に決まってるじゃん。ですよね、濃姫先生。」
濃姫「冗談ではないわ。織田軍の兵の分も合わせておりますので。」
政宗「お客さん、いくら2年C組でも限度ってもんが・・・」
幸村「闘魂、絶唱おおおおおおおおお!!!!」
幸村「燃えてきましたぞおおお!必ずや、38個のたこ焼きを作ってみせまするうううう!!」
政宗「バッ!声がでけえよ!」
30分後
幸村「できましたぞおおお!」
濃姫「あら、遅かったじゃない。」
幸村「さぁ、皆に配ってくだされ。」
織田軍「パクッ」
濃姫「キャーーーー!!」
蘭丸「なんだこれ!辛ぇぇぇぇ!!!」
織田兵「唐辛子何個分だコレ!!?」
信長「是非も無し・・・。」
蘭丸「信長様が倒れたー!!」
濃姫「救急車よ、救急車!!」
光秀「私が治療してあげましょう・・・。のぉぶぅながぁこぉぉぅ!!」
濃姫「やめてーー!」
唯人「えーっと・・・幸村、これはどういう・・・。」
幸村「先程、慶次殿にたこ焼きの作り方を教わったでござる。」
唯人「あ・・・なるほど。」
唯人「いやー疲れた。この学校の文化祭はいつもこうなのか?」
政宗「去年もすごかったが、今年はもっとハードだったぜ・・・。」
幸村「今年の文化祭も、成功してよかったでござるな!
唯人「これは・・・成功っていうのか・・・?」