二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 学園BASARA ( No.15 )
日時: 2010/11/23 17:04
名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)

第11章 独眼竜の秘密





唯人「幸村、ちょっといいか?政宗のことなんだけど。」

幸村「なんでござるか?」

唯人「俺らとごく普通につるんでるけどさ、あいつ結構謎が多くないか?」

幸村「確かに、家にも行ったことがないでござるな。」

唯人「幸村ん家なら前に行って武田先生と佐助先輩と仲良くなったけど・・・。」

唯人「そこでだ!今度は政宗ん家に行ってみようと思う。ちなみに今日は剣道部が休みだ。」

唯人「『家に入れてくれ』っつってもたぶん入れてくれないだろう。だから後をつけてこっそり盗さt・・・み、見に行くんだ!」

幸村「し、しかし、今日は某部活が・・・。」

唯人「団子おごるよ。」

幸村「お供するであります!」






政宗「おーい唯人、帰ろうぜ。」

唯人「あー悪い、俺居残り掃除だから、先帰ってて。」

政宗「OK じゃーな。」









幸村は「体調が悪い」といって部活を休んだ。いつもなら許してくれないが、武田先生は機嫌がよかったた
め、許してくれた。


こうして政宗の尾行が始まった。




「ササッ」


幸村「政宗殿、背後が隙だらけでござるな。勘の鋭い政宗殿が、まるで気づいていない。」

唯人「片倉先生に背中ばっか任せてるからこーなるんだよっ。」






政宗の家


唯人「すっげー、大豪邸じゃん。」

幸村「純和風でござる。」




政宗「おう、帰ったぞ。」

伊達軍兵「お帰りッス、筆頭!」





伊達軍兵「筆頭!これからどうします?」

政宗「剣道のpracticeだ。部活が休みになっちまったからな。」

伊達軍兵「すぐ用意します!」




唯人「すげえ、大スクープだ!あの剣道王子でクールガイな伊達政宗のお坊ちゃま疑惑!?」

幸村「これは新聞の大見出しになること間違いなし!」





3時間後





唯人「お・・・おい・・・いつまでやる気だよ・・・。」

幸村「ぉぉおやかたさまぁぁ・・・一番駆けにござりまするぅぅぅ・・・」

唯人「幸村は寝ちゃったし。」

政宗「ふぅ。これぐらいにするか。」



小十郎「政宗様、メシの用意ができました。」

政宗「おう、すぐ行くから先に食っててくれ。」

小十郎「はっ。」





政宗「そろそろ教えてくれよ、唯人。俺の日常生活がそんなに気になったか?」

唯人「やっぱバレてたか。」

政宗「当然だ。」

唯人「まー、なんだ。気になったから・・・さ。」

政宗「家に上がりたきゃ言えよ。別に隠してるわけでもねぇ。」

唯人「あぁ、これからそうする。」

政宗「ついでに家でメシ食って行くか?」

唯人「おぉ、いいのか!?」

政宗「あぁ、さっさと上がんな。」

唯人「幸村、起きろー!」






家の中はすごく綺麗で、料理が豪華だった。



幸村「おぉ・・・素晴らしいでござるな。」

唯人「政宗がこんなにおぼっちゃm・・・こ、こんなに家が豪華だったとはな!」





伊達軍兵「綾崎さん、色々と筆頭から噂は聞いてますよ!」

伊達軍兵「何でも筆頭に匹敵するぐらいの剣道の腕前とか・・・。」

唯人「いや、それほどでもないっスよ。」

伊達軍兵「今度教えてください!」

唯人「あっハイ、喜んで。」




伊達軍兵「味の方はどうスか真田さん!」

幸村「美味い!!これは佐助といい勝負だ!今度うちに来てくだされ!」






幸村「ふぅー、食ったー。」

唯人「なんか尾行してたあの時間がバカバカしくなってきた。」

政宗「まぁ、来たくなったらいつでも来いよ。」

唯人「ああ、そうする。」



唯人「さて、そろそろ帰るわ。」

政宗「おう、気をつけて帰れよ。」

幸村「また明日でござる〜!」




小十郎「綾崎、真田。」


唯人「はい?」

小十郎「これからも、政宗様を宜しく頼む。」

政宗「バッカ小十郎!何変な事言ってやがる!」

唯人「承知しました。おぼっちゃm・・・政宗殿はこの私が守って見せましょう(笑)」


政宗「て、テメー、明日覚えてろ!」