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ここは天空世界、「スカイウィンドワールド」。ここではソラビトたちが平和に暮らしている。真ん中にそびえ立つ大きなお城には、一人の王子が住んでいた。

「ソラト！起きろったら！ソラト！」
「…。」
「おいおい王子さん！そんなこの世界を治める者が寝坊野郎だと知ったらがっかりするぜ？」
ガバッ
「それは困る！…ってレントか…。」
「いくらなんでも寝過ぎだって。」

こうやって毎朝同じことが繰り返されるはずだった。今日も。しかし違った。世界に最悪の事態が起きた。

「おい大変だ！ソラト！おきろって！まさかお前も被害に…」
「ん…今日はやけにうるさいなレント。」
「起きた…ってこいつの場合寝坊だよな。っとそんな事言ってられるじたいじゃないんだ！」
「なんかあったのか？」
「世界の誰もが目を覚まさなくなった。しかも悪夢でうなされてるんだ。」
「は…？」

事件は起こり、何かが動き出した。

続く。