二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ツバクロ×CCさくら xxxHOLICもたまに出るよ♪ ( No.27 )
- 日時: 2010/11/14 10:44
- 名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)
当分コメディに浮気花影です☆
それでは本編GO!今日はきっと短いよ∑(・Д・o)(笑
第十章「類まれなる客と真実と」
「だから回るのよ。世界は、ね」(配点:理)
カードを封印し、家に戻ってきたときだった。
鍵を開け家に入ると、なぜか靴があった。
黒鋼:「おい・・・・」
黒鋼は眉間にしわを寄せているし、ファイもいつものふざけた顔ではない。
トンットンッ
奥の部屋──リビングから誰か出てきた。
??:「あ!帰ってきたね」
声の主は見覚えのある容姿をしていた。
小狼:「君は侑子さん所の・・・」
小狼がそう呟くのも無理は無い。
彼は、普通は、ここにいる存在じゃないのだから。
ワタ:「覚えててくれたんだね。
僕は四月一日。四月一日君尋(わたぬききみひろ)。
侑子さんが君達はこの世界のことよくわかってないから、教えてあげなさいってことで、送られてきたんだ。」
そう言い、彼はリビングへ戻っていく。
ワタ:「あ!お茶準備してあるから細かいことは後で!」
今度こそリビングへ戻っていった。
ファイ:「う〜ん今回はさすがにビックリしたよ」
彼がリビングへ消えた後にファイが口を開いた。
ファイ:「なんか目的あるんだろうね。次元の魔女さんは」
黒鋼:「あっんの・・・。いい迷惑だってんだ!」
黒鋼はあからさまに怒っている。
黒鋼:「いい加減にしろよな・・・・・」
●
リビングに入ると日本茶の香りが鼻をくすぐった。
今、リビングにいるのは四月一日、小狼、黒鋼、ファイの四人だ。
サクラはモコナと寝にいったのだ。
ワタ:「じゃ。ビックリさせてごめんね。説明するよ」
そういい、椅子に座る四月一日。つられて他の三人も椅子に座った。
ワタ:「あのね。この世界は今は何とか存在してるけど、君達が来たことで均衡が崩れたんだって。」
静かに、しかしはっきりと。四月一日は喋りだす。
ワタ:「君達はもう会ったんだよね。この世界の、小狼君とサクラちゃんに。
しかも、クロウカードが散らばったすぐ後の状態だ。だけどそれはおかしいんだよ。『君達が動いている時間軸からは』ね。」
お茶をすすり四月一日はまた喋りだす。
その姿はまるで誰かを見ているようだ。
ワタ:「この世界は他の世界と違って、人やモノ。いろいろなモノとの魔力バランスがずれているんだ。
で、ここからがなぜ均衡が崩れたのかという事なんだけどね。
理由は単純明快。『本来ならいない人がいるから。』と、『始まりが始まるから。』なんだよ。もちろん僕も『本来ならいない人。』だ。」
言い切った四月一日は、お茶をすすりながら時計を見て。そして──
ワタ:「明日も学校でしょ?僕は戻るね」
───『全ては必然。それは世界の理で、だけど世界は自分で創るモノで』
+序章:全ての始まりend+