二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ツバサ×CCさくら 地味に参照500突破∑(・Д・o) ( No.87 )
日時: 2010/11/28 12:26
名前: 花影 ◆wNp4n0Oqx2 (ID: EHM01iHp)

第十六章「酔いしれた客」
「何これ」(配点:変なモノ)

??:「もっとお菓子ー!」
とか叫びつつ、ケルベロスの様な生物が赤い光線を口から出しながら飛んできた。
奈久留:「あっ。スッピーじゃん」
そんな奈久留の声も轟音のせいで誰にも聞こえない。

桜:「けっケロちゃん!これって、カードのせいなの?!」
鞄の中にいるケルベロスに話しかける声も誰にも聞こえない。
もちろん、中にいるケルベロスにも。
どうしようと焦っている桜の前に一枚のカードが現れた。
『THE SLEEP』スリープのカードだ。
桜:「そうだ!」

桜が叫ぶが、轟音のせいで誰にも聞こえない。
桜は急いで木の陰に隠れると、鍵の封印を解いた。
桜:「スリープ!」
叫ぶと同時に、小さなモノが粉をまきながら飛んでいく。
しばらくして回りの皆は、眠りに落ちた。

ケロ:「なっ…なんやったんや?!」
皆が眠りに落ちた後、ケルベロスが鞄から出てきた。
桜:「ケロちゃんみたいな生き物が皆を襲っているの!」
ケロ:「なんやって?!そいつはどこにおる──」
突然ケルベロスが黙った。

ケロ:「甘いにおい…」
桜:「え?」
いわれて桜も周りを見回す。
桜:「え・・?えっ?!ほえぇぇぇぇぇぇ?!!」
周りはすべてお菓子になっていた。

桜:「けっケロちゃん!これ何?!カード?!」
桜はブンブンとケルベロスを振り回す。
ケロ:「お‥うぇ。さ・・桜!ちょ‥まちぃ!」
とても苦しそうなのだが、桜は気づかない。

??:「ねぇ!一緒に食べようよ〜」
先ほどの生物が、桜たちの前に現れた。
桜:「ほわぁ?!」
ケロ:「ゴホッ!オウェ‥」
驚いた桜がケルベロスを放す。

ケロ:「このカードは──」
チュドン──!
変な生き物がまた、赤い光線を出した。

+続く+