二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 闇と光(星のカービィ) ( No.36 )
日時: 2010/12/05 20:06
名前: リラックマ (ID: KrNEmkft)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第7章<ハク視点>

僕は目を覚ました。まずまわりをみわたした。
「ここは・・・僕の家?」
「・・・あっご主人様!起きましたか!?」
「・・・誰?」
目の前には、黒と白の色が分かれている猫がいた。目の色がかたほうずつ違う
右が赤。左が青になっている
どこかでみたことあるけど・・・。
「覚えてませんか?・・・。」
「ごめん。わからない」
「ほら!昨日の夜!」
「昨日の夜????」
・・・全然覚えていない。昨日何をしていたかもわからない。
『記憶障害?なぜ?あいつが記憶を消したのか?』
「そうかもしれない。あいつらも動き始めてる。」
『ご主人様の記憶を無理やり思い出すために余計な記憶は消去する奴らか・・・。』
「うん。きっとそう。あまり記憶がいっぱいすぎると過去のことを忘れてしまうからね」
「誰と・・・話しているの?」
「ルキフェルと話しています。」
「君の中にいるもう一人の自分?」
「はい。そうです。ちなみに僕はルシフェル。」
「僕は・・・・ハクだよ・・・・。」
「名前を聴いても僕達は、ご主人様としか呼びませんから。」
「どうして?」
「そうゆう命令だから・・・です。」
「・・・そうなんだ。」
誰からの命令だろう?気になる。だけど、あえて聞かなかった。
「ハク?目が覚めたのか?」
「あっ・・・コク。うん。覚めたよ」
コクがいる。でも、コクがいるのになんでこの猫達はどうどうと家にいられるんだろう?
「ハクさん。起きましたか。」
「あ・・・サタン。治ったんだね」
「えぇなんとか。」
「良かったね。」
「俺は、フームに事情説明してくるから大人しくしてろよー」
「うん」
コクがでていった。しばらくの間沈黙がつづいた。
「サタンは、コクと一緒じゃなくていいの?」
「はい。」
「どうして?」
「この猫がなんでここにいるか知りたいからです。」
この猫・・・ああルシフェル達のことか・・・。
それにしてもコク遅いなぁー
何してるんだろう。事情説明するのは、そんなに遅くならないはずなのに・・・
「サタン!来い!お前の出番だよ!」
「病気治ってさっそくお呼ばれですか・・・。」
「はやく来い!」
コク・・・どうしたんだろう。そんな。なんかいたかな?
「僕もいく」
「なら僕もいくよ。ご主人」
『ルシフェル・・・』
「うるさい」
扉を開けたらそこには、黒い影と戦っているコクとカービィがいた
影は、2体。1体は、カービィの形に。1体はコクになっていることがわかる
「コク!」
「ハク!こっちに来るな!こいつは、強すぎる。」
だめだよ。僕もいく。
「来るなっていってるだろ?お前の魔法じゃあどうにもならない!」
「コク?思い出したの?」
「あぁ思い出した。こいつの本来の属性は闇だ!なのにこいつらは、光になってる!」
そんなはずはない!影は、必ず属性は闇なはずなんだ・・・。
あ・・・思い出した。昨日のこと。そうだ。あの時こいつらを倒せなかったのは
属性が「光」だったからだ・・・。
「世界の空間が歪んでいる。」
「えっ・・・。」
「あいつらのせいだよ。このままあいつらをこの世界にいさせとくと世界の崩壊につながる」
「どうゆうこと・・・?」
「ご主人様は、ここで待ってて!行くよ!ルキフェル」
『・・・わかった。』
無理だよ。カービィだって影を吸い込みもできてない。
吸い込んだとおもったらそれは、影だからコピーできない。
『・・・今「武器」を転送してる。』
「来たっ」
ルシフェルの手には、大鎌がにぎられていた
一体どこからでてきたの?
「今。楽にしてあげる。我慢してね。」
グサッ
「え?」
ルシフェルが狙ったのは、僕の・・・目?・・・。