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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ぽけもん☆モノガタリ。 コメントplease! ( No.207 )
- 日時: 2011/01/03 21:24
- 名前: 紫苑 ◆auXaHdWNFQ (ID: .MCs8sIl)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
三十三話目 ギンガ団的な物が此処を制圧させるつもりなんだ。の巻
四人はやっと洋館から抜け出し、一人を除き全員青白い顔で戻ってきた。
まるで魂の抜けた抜け殻のようだ…
半分脳が機能してないような感じであった。
するとハクタイシティに…同じような格好をした奴等が街の中にうようよと居るのだ。
街の人たちは全員家に身を潜め、街は静まり返っている。
聞こえるのはノイズのような雑音ばかり。
こんな短時間のうちに一体何が起きたというのだ。
怪しいのはー…そう。
あの大きなビル。
あのビルが出来てから街は少しずつ変わりつつあったのかもしれない…
あのビルの中には首謀者が居るという事はそこに行かなければこの街が普通の生活へと戻るのはまず無いだろう。
ナツメは決心した。
『あのビルの最上階に行くしかない』…と。
「……皆…あのビルに行こう!駄目元でも…行ってみなきゃ分かんないから!当たって砕けに行こう!!」
ナツメは必死になって言った。
いつもとはなんとなく違う、オーラを纏っている。
「……ぷっ……」
「…?なんで笑うの?」
「…そんな事分かってるよ!…ホラ、あのビル行くんでしょ!」
三人はニカッと笑った。
「………あ…ありがとうっ!!!」
ナツメは改めて、仲間の大切さを感じたらしい…
続く。
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