二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ぽけもん☆モノガタリ。  コメントplease! ( No.284 )
日時: 2011/02/14 21:38
名前: 香兎 ◆kyRFGkO1TU (ID: r7gkQ/Tr)




四十五話目  行方知れず










・・・・・・・・・・・・・







ここは・・・・何処。







周りを見渡すと見えるのは赤く錆びついた鉄パイプや、鉄骨ばかりで殺風景な所だった、所々から臭い、ガソリンの匂いもする。

大型倉庫のようだ、だが人気が無い。きっと捨てられていたのだろう、飲みかけのチューハイの缶—————・・・・?





しかも、新しい。






「・・・・・オィ、起きたか小僧」


「・・・・!?」


後ろを振り向くと男が立っていた。しかも見覚えがある。


「オメェはなァ、俺等がポケモン盗ろうとしてンのに倒すからこんな事になったんだよ、あ?」


「・・・お前等が弱いだけだ」


「・・・・・・・そうか、融通が利かねェ坊ちゃんだなぁ」


すると、男はニタッと笑みを零し、ライチュウを取り出した。


何をする気だろうか・・・


「ホントはこんな事したかなかったんだけどなァ・・・・・・・ライチュウ、電磁波」


・・・・・・ビビビビビッ!!!!!


「・・・・ッ・・・・!!」


体中がビリビリする感覚を覚えた。
麻痺して体が動かない。


「・・・・まだ抵抗しようと思ってるのか?・・・・・・もういっちょ」


ビ・・・ッビ・・・・・ビビビ・・・ッ


「・・・・・・・いっ・・・・・・つ」


最初はライチュウの電磁波がこんなにも強いとは思わなかった。

・・・・ピカチュウの進化系が、







男はライチュウをボールに戻し、他の連中を呼び出した。

一体・・・・何を・・・・・?






ずらり、と並んだ男たちは皆、鉄パイプを持ち挑発的な目で此方を見てきた。





ガンッ!!!!



頭の後ろをえぐられるような痛みが走った、どうやら鉄パイプで殴られたようだ。



気が遠くなっていく、リオは何故こんな事に巻き込まれてしまったのだろうと思っていた。





そしてまた背骨を二、三発叩かれた後、一人の男が此方を見て、



『コイツ意外と可愛いんじゃねェ?』



・・・と、近づいてきた。





「・・・・・・・・・ひ、っ」





太ももを触られた、コイツショタ・・・・・コンなのか・・・・・・・・・・?





・・・は、ショタ・・・?








「ショタ・・・・・・・だと・・・・・・ォ・・・・?」









殺気!!!!!!!!!!









カチャ、とリオはボールを取り出し、







「リーフィア、リーフストーム(怒」












「「「「「「「「「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!」」」」」」」」」











「オジサン達、俺、帰るから^^(怒」













・・・・そして、自力で帰ったという・・・・・。












続く。