二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 学園アリス♪ ( No.10 )
日時: 2011/02/08 20:10
名前: あやのん ◆u4eXEPqmlc (ID: 152P2t.y)
参照: http://www.kasi-time.com/item-5580.html

第五『元のクラスに戻る・・・?』柚水目線

私は聞いてみた。
「いつごろ・・・戻るのですか。」
「なるべく早く戻るんだ。」
質問に答えたのは高校長ではなく-------
神野先生だ。
なるべく早く・・・か。
もう・・・みんなと離れなきゃいけないのか・・・
寂しいな・・・
「柚水、どうしたの?」
「・・・・・・・・・」
私はメイの話が聞こえなかった。
「ゆーみー!!!」
いきなり大きな声で話しかけられて私は驚いた。
「えっ、あっ、な、何ですか?」
「まったくー。ぜんっぜん聞いてないんだからぁ。」
『むー』と膨れるメイ。すごくかわいい。
「ごめんなさい。少し・・・考え事をしていて・・・」
必死のいいわけでも二人にはすぐばれるだろうな。
「考え事なんて嘘。考え事してるときは絶対に返事しないから!」
「うん。絶対嘘。メイもそう思う!・・・どうしたの?柚水ぃ・・・」
やっぱりばれた。
「やっぱり二人にはかないませんね。本当のことを話します。
 初等部B組は楽しかったから・・・離れるとなると・・・
 少しさみしくて・・・」
私は本当のことを二人に言った。
二人はどんな反応するのかな。
「そっか・・・柚水はクラスの中心で太陽みたいな存在だったもんね。」
「そうだね・・・柚水・・・ううん、『蜜柑』が居なくなったら・・・」
二人も私たちが居なくなった後の初等部B組のことを心配している。
私は・・・どうしたらいいのだろう・・・









続く。