二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 学園アリス-真実- ( No.23 )
日時: 2011/11/14 13:52
名前: 華澄 ◆u4eXEPqmlc (ID: L3qeerbj)
参照: 名前変更できないってつらいよね、意外と。

高等部校長室を出て柚水たちは初等部校長室、花姫殿へ行き、挨拶をしていった。
各クラスでのあいさつは初等部A組がおわり、次はB組だ。
コンコンッ ガチャ
「失礼します。
 本日転入してきたものですが。」
愛衣瑠がそういうと、クラスのほぼ全員が四人の方を向いた。
柚水は今は容姿が違うが、ばれるのではないか、と心配していた。
「そう。じゃあはいってきて。」
鳴海の言葉で四人は教室に入ってきた。
教室内はざわついている。
「じゃあ、自己紹介を。」
鳴海は事情を知っている。
「・・・行平柚水です。クラスはSPAクラスに入ります。
 宜しくお願いします。」
「僕は行平柚月、柚水と同じくSPA。よろしくねっ」
「あたしは志貴愛衣瑠だよっ!よろしくね^^」
「・・・志貴御影。SPAックラスに入る。
 会う機会はそれほどないだろう。」
四人は自己紹介をした。
「はいっ、質問です。アリスは何ですか?」
ある生徒が質問した。
「じゃあ、私から。
 私は、父譲りの無効化と、母譲りの瞬間移動のアリスです。」
柚水がそう言った途端、教室がざわついた。
「無効化!?」
「蜜柑ちゃんと同じ・・・」
「ほんとに?」
無効化のアリスというところに、今まで無反応だった蛍、ルカ、棗が反応したが、それは一瞬で、また無表情に戻った。
「蜜柑ちゃんと何か関係があるんですか?」
と、生徒が問うが、
「蜜柑ちゃん・・・?どなたですか?」
と、柚水は知らないふりをする。
「僕のアリスは・・・
 残念ながら柚水と同じだから言う必要がないんだよね。」
「メイのアリスは・・・
 結界のアリスなの。」
「俺は結界と瞬間移動。」
「ほかに質問はありますか?
 ・・・無いようですね。」
鳴海が言うと、柚水が
「じゃあ、そろそろ失礼します。
 お時間取らせて申し訳ありませんでした。」
といい、四人は教室を出て行った。
他のクラスのあいさつも無事終わり、
その日の物語は幕を閉じた。