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プロローグ

記憶とは　日々の記録　忘れ得ない思い出　過ぎ去った過去

とても曖昧で　頼りなく　愛しいモノ

されど人は　その価値も意味も所有している事すら忘れてしまう

それは仕方のない事　当たり前の事　変わらない事　

人が人であるならば　それは永遠の理なのだから





笑い声が聞こえた。　歌声も。
幸せそうな姿も見える。
それならよかった。貴女が幸せなら、それ以上望むことなんて無い。貴女には、光が似合うから。暗闇なんて、知らなくていいから。
ねぇ・・・・だから、お願い。
ずっと、そのままの「幸せ」が続けばいいのに。