二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 稲妻短編【ひらひらおちる】mini様リク完成 ( No.87 )
日時: 2010/12/30 15:51
名前: アーシェ (ID: gyX.9WMH)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

消失したもの

知らない世界・・ここはどこ?
何もわからない・・・私の名前それだけは覚えてる・・ただ自分は一体なんでここにいるのか自分は一体なんなのかさえわからない
とりあえずここにいても何も変わらない
とりあえず歩くか・・・ふと足を止めたのは鉄塔
綺麗だなここ・・そしたら先客がいた青い髪でポニーテールっぽく結った子がいた

「・・どうしておちこんでいるの」

そう聞くと少年は驚きと何か別の勘定が混じった顔でこういった

「・・・・自分の無力さを感じておち込んでいるんだ」


自分の無力さ
確かにその少年の顔には疲れと絶望の表情が写っていた・・何故こうなるまで何故自分がこうなってしまったかを少年は少しずつ話し始めた
自分にはその敵に立ち向かえないのだとだからいつも一緒にいた仲間の輪からぬけだしたのだと
その敵と戦って自分の力のなさに悔しかったのとそれと・・情けを感じたのだという事
どうせ・・あれさえあれば強くなれるのかも、といっていた・・アレが何かは分からなかったけど
酷く後悔しているようにいえたそれとどうじにあせっているような気さえした


「悔しいんなら、もう、そう思わないように強くなればいい。・・と、私は思うけど・・・人、それぞれだろう?」

「強くなる、か・・・・。」

何か深く考えているようだった
私も自分がなんなのか捜しに行かなければならない
この少年は何か知っているだろうか

「・・・私も自分を探しに行かなきゃいけない・・風丸もその答えを探したら?・・同じ答えを求める者同士」

「そうかもう行くのか・・そうだお前なんていうんだ答えが見つかったら・・また探すからさ」

「名前だけは覚えてる・・カノン」

「俺は風丸だ・・こたえがみつかったら・・な」

答えを見つけるからいくね、といって私はその場を離れた・・答えを探すものどうしか
その少年は、もう答えを見つけているように私は感じた・・その少年は跡でとんでもない道を進んだことは後から知った・・でも風丸は自分の進むべき道の答えを知って今進んでいるのに・・・私は少ししかその答えを見つけていない・・あの少年が後で御礼に来たことをはっきりと覚えているのに
また答えを探しに今日も私は行く


(答えはもう消失してしまったのだろうか)