二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ】炎と氷と心と体のアンバランス 夏休み編スタート! ( No.366 )
- 日時: 2011/01/05 23:04
- 名前: ユキナ (ID: 5FEzjtUd)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
*危険な状況*
〜でかい建物の中にて〜
カ「はぁ・・・・はぁ・・・・・・・・・ふぅ」
風「・・・もう少し遅かったら服が穴だらけになってたかもな・・。セーフだ・・」
カ「いや・・、そうでもないみたい・・」
私たちの後ろ、つまり建物の入り口付近にすごい後景が広がっていた。
風「・・!!!!!」
言葉も出ないだろうな・・。
短い矢が、人の腕、背中、心臓・・ところどころに刺さって血を流している。
たくさんの人の・・・・
だけどもう遅い。 助からないだろう。
なぜなら、・・・血はもう固まっているし、もう・・・・・死んでるから・・・。
地面は真っ赤に染まっている部分もあった。
カ「・・・・・あまり、見ない方がいい・・」
風「・・・・・」
カ「ところで、涼野風介。おりてくれない?」
風「ん、あぁ・・悪い。・・なぜフルネーム呼び?」
カ「・・・勝手だろ?」
あぁ・・、なんか嫌な予感がする・・。
カ「・・・中の様子を見てくる。ここで、待ってて。」
そういって歩き出した。
風「あ、おい!」
もう一度振り返り、
カ「・・・・待ってて。」
風「・・・・・・」
〜
少し歩いた。
いっぱい、大きな岩(?)がごろついている。
血もところどころに・・・・
カ「・・・・?」
・・なんだろう。
この感じ・・・・・。
すごく、大きな力を感じる・・・・・。
カ「・・・・・下・・?」
と、つぶやいた次の瞬間———
ななめ上から、短い矢が
ヒュッ・・ヒュッ
と音を立てながら飛んできた。
しかもたくさん。
カ「!!!」
危ない。
ジャンプして手を地面につきその反動で矢をよける。
グサッ
と勢いよく矢が地面に突き刺さる。
矢はどんどんふってくる。
油断は出来ない。
ジャンプで矢をかわし、蹴りを入れて身を守る。
カキンッ
いい音がして矢がはじかれる。
ジャンプして矢を蹴り飛ばしてやったのだ。
でけど、着地のとき・・
足がよろけた。
その一瞬の隙を突いて——
・・・・
鈍い音が響いた。
カ「あぁっ!!」
腕に、みごとに突き刺さった。
衝撃的な痛みが走る。
カ「っ・・・はぁ・・はぁ・・」
腕を抑えながら、すこしよろけた。
さすがにきつい・・。
「ここに足を踏み入れたってことは、———」
上から声が聞こえてきた。
顔を上げてその顔を確かめる。
マントにフードをかぶっている。男だ・・。
「———死にたいんだな?」
よく見ると、同じようなのをきた人が数人いる。
紅いろのマント・・・
カ「っ・・・」
思いっきり睨んだ。
「見ねぇ顔だな。」
別の男が言う。
少し低めの声で。
「あの蹴りかっこよかったな〜!」
今度は子供?
背も小さい。
「なに悠長なこといっるの!侵入者よ!」
こんどは女性・・。
「その上泥棒だ・・」
これは・・どっちかわかんない。
じゃなくて、、
今、なんと?
『泥棒』・・?
私が何を盗むって言うの?
カ「っ・・」
まだ睨み続ける。
「最近は客が多いなぁ。・・・で、どうする神威(かむい)。」
男が言う。
すると、神威と呼ばれた人物がフードをとった。
そして、
「おまえ・・・・『エ』か・・?」
と言った。
カ「・・『エ』・・?」
『エ』ってなんだろう・・・・・。
考えてる暇もなく、
矢を向けられた。
そして打たれる。
矢が・・・
飛んでくる・・・。