二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】炎と氷と心と体のアンバランス 夏休み編連載中!! ( No.694 )
日時: 2011/01/14 21:02
名前: ユキナ (ID: 5FEzjtUd)
参照: http://www.youtubecom/watch?v

神威「・・お前、技があいつと同じだ。」


小狼の首元をギュっとつかんだまま持ち上げた。

小狼「っ・・」


神威「東京にあいつの気配はしない。けどあいつを知っている奴が来た」


神威は、手に入れている力を、もっと強くした。

小狼「ぅ・・」


そして続ける。

神威「・・もうすぐ来るかもしれない・・・。昴、おきてくれ・・・・。このままじゃあいつに追いつかれる・・・」


といいながら、神威の爪が、どんどん伸びていった。

鋭い刃のように・・・。


とがった爪・・。


神威「あいつは必ず殺す。その前に・・おまえだ」



長く鋭い爪が、小狼に向けられた。






          〜



ファイ「!!」


さっきよりも大量の血が浮いてきた・・。

カ「・・・・・・(やばいかもね・・小狼・・」


モコナ「しゃおらん・・・・」



私達は見守っているこちしか出来ない。




ファイ「・・・ダメだ・・小狼君・・・」


カ「・・え?」

ファイがつぶやいた言葉に、どこか違和感を覚えた。

・・・ファイ。



何か知ってるの?


いや、絶対になにか知ってるでしょ・・。



そんな思いまでわいてきた。





       〜


神威が、長い爪で丸い何かに穴を開ける。


そこに小狼の血が流れ込んでいく・・・。


小狼はまた沈む。


さっきより速いスピードで。




神威「・・・・・・昴・・・・」


丸い何かを覗き込む神威。









そのときだ。



小狼が浮かび上がってきた。

神威「!」

それに気づいた神威は、すぐ後ろを振り返る。

それと同時に小狼の足が飛んでくる。

さっきよりも早い・・。


水の中でも、軽々しく動いてみせる小狼。






         〜


カ「・・・・(小狼が・・、さっきと違う・・」


どうしてだ・・?

動きも早くなっている。



神威と小狼の様子を、見ている私。


ちなみに私、視力もいいのだ。






      〜


小狼が神威に襲い掛かる。




ガッ・・と神威の頬に傷がついた。


そして丸い何かの中にいるサクラをかばうように言った。



小狼「さわるな。羽はわたさない。全て取り戻す。必ず」


小狼の雰囲気がさっきと違う。

神威「おまえ・・・・違うな」


神威の黄色の目が、小狼をにらむ。