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走っているうちに、上靴はボロボロになりとても上靴と呼べる状態じゃなくなった。


しかたないので脱ぎ捨てて、また走り出す。


水たまりを踏んだりしているせいか、靴下はもうほとんど溶けてなかった。



カ「・・・ハァ・・・ハァ・・・」


どこかに建物、ないの・・？


















あった！



小さなビル。


私は急いで中に避難した。


服も、足も、体も、ボロボロだった。


おまけにお腹がすいて倒れそうだ・・



ポケットの中に手を突っ込むと、ピンが入っていた。


前が良く見えないのも不便なので、前髪につける。


カ「・・・・」


にしても、これからどうしよう・・・