二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ 【薔薇の倉庫】 ( No.5 )
日時: 2010/12/15 16:51
名前: 薔薇結晶 (ID: pqfEfqdv)

『イナズマイレブン×逃走中』

03 「壁、破壊作戦!」

円堂「よーし!!ボール探すぞ!!」

ミッション①、【逃走エリアを拡大せよ!】の為には、超次元技で壁を突破する必要がある。

鬼道「豪炎寺!見つかったか!?」
豪炎寺「いや、無い!」

あちらこちら探す円堂達。
だが、一向に見つかる気配が無い。

「ボール、ありましたよ。」

円堂「本当か!?…って、エドガー?」
エドガー「此処に来る前に3個、見つけたんです。売店の中にありましたよ。」
円堂「サンキュー!エドガー!!鬼道!!豪炎寺ー!!」
鬼道「あったのか!?」
豪炎寺「エドガー?」
円堂「エドガーが見つけてくれたんだ!」
鬼道「そうか…、急いで橋に向かおう!!」


ジヴェロ「…って、この広いブラジルエリアのどこからボールを見つけろって言うんだよ!」

小走りでボールを捜すのはジヴェロ。
ミッションに参加しているのだ。

ジヴェロ「!! あった!!」

1つ、ボールが転がっていた。

ジヴェロ「急いで橋に行かねぇと!!」

ボールを持って、走り出した。



そんな中、1人。
ハンターと近い距離に居る人物が居た。

かぐや「こっ、来ないでくださいよ…。」

小声で願う彼女こそ、狙われかけている人物である。

<<ザッ>>
ハッと、かぐやが振り向いた先に、ハンター。
慌てて逃げ出す。
それをもちろん、ハンターは追ってくる。

かぐや「1日15km走ってるんです、負けるわけにはいきません!!」

あっと言う間に逃げ切ってしまった。


ジュリア「橋が見えてきたわ…。」
マーク「あの壁…テレスの“アイアンウォール”みたいだな。」
ディラン「“アイアンウォール”の方が頑丈だよ、多分。」
ジュリア「でも“アイアンウォール”よりも分厚いわよ…。」


フィディオ「ボール…、ボール…。何処だろうか…。」

ライオコット港で、ボールを探しているフィディオ。
中々見つからない。
エドガーが3つ見つけたが、それだけではないのだ。

フィディオ「船の中にあるかもしれないな…。」


円堂「着いた!!」
鬼道「豪炎寺!」
豪炎寺「“爆熱スクリュー”!!」

“爆熱スクリュー”は勢い良く壁に当たるが、壁が少し欠けただけだった。

豪炎寺「何だと!?」
鬼道「かなり頑丈だな…。」
円堂「“メガトンヘッド”!!」

これもあまり効果が無かった。

エドガー「“エクスカリバー”!!」

結構な距離の“エクスカリバー”も、少し欠けただけだった。

エドガー「頑丈ですね…。」
円堂「あぁ…。ちょっと欠けただけだ。」

「円堂———っっ!!」

円堂「!! 風丸!!」
風丸「ボールをくれ!円堂!!」
円堂「あぁ!!」

風丸「いくぞ!吹雪!!」
吹雪「うん!」

「「“ザ・ハリケーン”!!」」

<<バキバキッ>>
と、薄くヒビが入る。

風丸「どうだ!?」
鬼道「少し広い範囲にヒビが入ったぞ!!」
吹雪「じゃぁ、もう1発!」

「「“ザ・ハリケーン”!!」」
「“オーディンソード”!!」

円堂「! フィディオ!!」
フィディオ「やぁ!守!」

エドガー「何処からボールを?」
フィディオ「ライオコット港の船の中から1つだけ。」

「伏せてなさい!大怪我するわよ!!」
「「「“グランフェンリル”!!!」」」

円堂「一之瀬!マーク!ディラン!」
一之瀬「円堂!」
フィディオ「ジュリア!ボールを見つけたのかい?」
ジュリア「いいえ、ジヴェロから貰ったの。」
ジヴェロ「逃走エリアは広い方がいいからな。」

鬼道「此処にあるボールは全部で5個か…。」
ジヴェロ「だがブラジルエリアからは1個しか見つけてないぞ。」
円堂「ボールがあれば壁を壊せる!!さっさと壊そうぜ!!」
ジュリア「だったら、ここはリトル・クラウンに任せて。」

フィディオ「“オーディンソード”!!」
エドガー「“エクスカリバー”!!」
ジュリア「“ブルーローズブレイク”!!」
  「「“ユニコーンブースト”!!」」
 「「“薔薇の聖剣”!!」」
   「「「“天空・蒼薔薇咲乱”!!」」」
  「「“ブルーフレアローゼ”!!」」
「「“オーディンローゼス”!!」」

ジュリア「予想以上に頑丈なのね…。」
エドガー「これだけ技を連発してもまだ…。」
フィディオ「こんなに苦戦するとは…。」
マーク「“レジェンドエクエス”。まだ打ってないぞ。」
ジュリア「そうね…。やりましょうか。」

    「「“レジェンドエクエス”!!」」

 <<バキバキバキッ>>

<<ドカァァァンッ>>

その瞬間、壁が崩れた。


03 END