二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ 【薔薇の倉庫】 ( No.771 )
日時: 2011/07/24 21:35
名前: 薔薇結晶 (ID: tVCgD/M1)
参照: http://bluerosebreak.blog.fc2.com/

『2年ずぃ〜組あるでな先生!』

その1!「ホームルームくらい担任が仕切れ!」







ごくり。

「…さぁ、勝負だッ!!」

<<ガラッ、ドンッ>>

と、教室、『2年ずぃ〜組』のドアを勢いよく右手で開けるあるでな先生。
ドアが少し跳ね返る。

「ホームルーム始める…ぞ…、…」

教室は騒がしいまま。
どうやらあるでな先生、声が届いていないようです。

「…チャイムは鳴ったはず…。…なのにこの騒がしさは何なんだ一体ッ!!!」
「うるさいわね、黙りなさいよロリ●ン教師が」
「!?」

出ました、いきなり言葉攻めです。
Q:今のセリフを放ったのは誰でしょう?
A:女王様です。

「出て来ていきなりソレ!?」
「だから、うるさいのよ。聞こえなかったの?耳が腐ってるのかしら、根性と一緒で」
「ぶっ、ジュリアそれ笑えるww」

Q:女王様の毒舌に吹いてしまった人は誰でしょう?
ヒント:茶髪で、黄緑の眼をしてる彼女。

「それに笑うサクラも酷くないか」
「いいじゃん、笑って何が悪いのwww」

A:サクラちゃんでした。

「笑って良いものと悪いものの区別を付けようか」
「…ジュリア、これは笑っても良いの?」
「大丈夫なんじゃない?」
「って事で良いもの☆」
「良くないよッ!!」

サクラのあまりに陽気な笑いに怒りマークが浮かぶあるでな先生。
頑張って!クラス全体を黙らせて先生!!

「ちょっと皆黙ろうか!!」
「あぁ、居たんだ先生」
「気付いてなかったのかマックス」
「ってか気付いてたんだ中途半田」
「俺は半田だッ!!」
「叫ぶところとか先生そっくりwww」
「仕方ないだろ!中の人が同じなんだから!!!」
「中の人とか言っちゃダメだよ。だったら一之瀬と不動だって…ねぇ?」

にこにこ笑いながら。マックスは言う。
若干笑いが黒っぽいのは彼の性質だと言う事で置いておこう。


ぎゃーぎゃーと騒がしくなる。

「何かロリ●ン教師が来てから余計に騒がしくなったわね」
「だね〜っ。ってか先生こそが騒がしい原因って感じ?ww」
「否定はしないわ。でもクラスが成り立たなくなるのはストーリー的に危ないわね」
「ジュリア、ソレ禁句」
「いいじゃない」

がたっ、と席を立つジュリア。
そしてつかつかと教卓の前に立つ。
スカートのポケットから、鉄扇をサッと取り出し、

<<バッシィィイィンッ>>

叩いた。それも思いっきり。
だが直後。

<<ミシミシミシィッ>>
  <<バラバラバラ…>>

「あら」

教卓が壊れた。
亀裂が入り、崩れ落ちた。

「うっわ、ジュリア壊しちゃったよww」
「しかも1発でw」
「教卓粉砕wwww」

「…案外壊れやすいのね、コレ」

と、ジュリアがつまらなそうに呟く。
まぁいいわ、と正面、片手に鉄扇を持って教室を見渡す。
見渡す、と言うより、生徒(同級生)を睨んで席に座らせている、が正確だろう。
女王様、健在です。

「教卓が粉々に砕け散ったけど、まぁ始めるわよ」


そのまま、ホームルームはジュリアの司会の下、開始、終了された。











その1、結論。
「あるでな先生よりも女王様の方が、権力がある」