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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: あの、人間が降ってきたんですが、【リボーン】 ( No.2 )
- 日時: 2011/01/01 18:00
- 名前: 京 (ID: QDm7ZT.A)
〜プロローグ〜
【SIDE REI】
「つまらん」
「あぁ、お帰り、姉さん」
「お、ただいま、咲良」
玄関に入ると真っ先に声をかけてくれる咲良
その声に一言返して部屋へ向かう
この時間ならもう咲良がご飯を作ってるはず
---ガチャッ
「腹減った・・・晩御飯何?」
「見たら分かるでしょ」
「相変わらず辛辣で」
「別に」
ツンッというようなイメージが持てる咲良
ツンデレではない、デレないもんこいつ
「ボーっとしてる暇があるなら手伝う・・・!
この家は働かぬもの食うべからずだからね」
「へーへー」
咲良に促されやっと手伝いを始める
咲良は器におかずなどを盛っていって
それを俺が運ぶ
机にすべてが揃ったときは俺たち二人とももう椅子についていた
「「いただき/まーす/ます」」
ゆっくりと食べる咲良に対して
俺はなるべく早く食べていく、課題があるから
「姉さん」
「ん?」
「今日も喧嘩でもしてきたの?」
「ま、ね」
「つまらなかったんだ」
「弱かったから」
変な会話に聞こえるだろうがこれが日常
俺は毎日喧嘩して帰ってきて
咲良は学校から帰ってきたら家事を始める
こんな日常には飽き飽きしてる
表情には出さないが咲良もそう感じてる
俺たちは小さい頃から二人だけだったから
そこらの双子より意思の疎通は鋭い
(つまらないんだ)
(この日常も)
(この世も)
(ただつまらないんだ)
「とはいいましたけどねー」
「ね、姉さん」
「「ここどこ?」」
【私たち日常がつまらないんです】
(俺たちが居たのは)
(なんだか高級そうな場所に)
(黒と白の似ている服を着ている)
(お兄さん達のところでした)
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