二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】心と体のアンバランス2   ツバサクロとコラボ! ( No.358 )
日時: 2011/01/29 19:00
名前: ユキナ ◆jSzUFJdXHo (ID: aeLeTDX9)
参照: http://www.youtube.com/watch?v



         *あれが・・・羽・・?*


小狼はそのまま、サクラが閉じ込められている丸い何かの方へ歩いていく。


もう一人の小狼は足の力が抜けたように、カクン・・、と膝と手をついた。


やがて、丸い何かの前までたどり着くと、剣を構えた。



そんな小狼を、サクラは「何をするの・・?」と言わんばかりの目で見ていた。





小狼の片目はうすい青色・・。

ファイの目を食べたせいだ。


氷のよおうな眼差しで、サクラを見る。



サクラ「小狼・・君・・」



そして、剣を振り下ろす。







サクラは、一瞬目をつむった。




恐る恐る目をあけた。

すると、自分がいままでなんかい叩いても出られなかった丸い何かを、簡単に切り裂いたらしく、その中にあった水が流れ出た。


丸い何かは、とたんに輝きをやめた。



神威「・・」

その様子を神威は、警戒心満々な眼で見ていた。

警戒心満々な、黄色く鋭い眼で・・・。




丸い何かの中に入った小狼。

そのままサクラを通り過ぎ、蛹みたいなモノの近くへ行き、再び剣を構えた。





丸い何かのすぐ下まで来ていた神威は、睨みながら、手の爪を伸ばした。


凶器の完成だ。



その時、




————待って、神威————


と声がした。



それは、神威にとって聞き覚えのある声・・。


神威「!!っ昴流!!」



————待って・・・————








小狼は、剣を振り下ろす。

・・というより、軽く降る・・。みたいな感じだ。


サクラ「だめっ!!」



サクラが声を出すが、お構いなし。



小狼は、蛹みたいなのの切れ端から、ある、“光るモノ”を取り出した。







カ「・・あれが・・・」



この地下にある強い力。







・・・・羽、だ・・・・。